格闘技徒然草

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UFC on ESPN+60:第4試合・テランス・マッキニー vs. ファレス・ジアム

ライト級。

マッキニーは6月にUFCデビューすると、UFC2勝2敗1分けのマット・フレヴォラにワンツーを打ち込み、わずか7秒でKO勝ち。試合後、ケージに登ったはいいが、着地に失敗して足を痛める失態も見せた。この試合だけでなく、直近4試合すべてKO勝利で、うち3試合が1分以内のKO。爆発力があるのは間違いないが、テイクダウンやグラウンドの対処は未知数。格闘技のバックボーンはレスリング。ジアム戦は昨年11月に組まれていたが、マッキニーのセコンドがコロナ陽性となり消滅した。

ジアムはキックがバックボーンでISKA世界王者。ここまで2勝1敗。勝ち越してはいるが、ケージに押し込まれる、テイクダウンされ下になるという展開で苦戦しがち。

秒殺KO男のマッキニーだが、キック世界王者相手にも打撃勝負ができるか。

マッキニーいきなり飛び込んだがローで足を払われスリップダウン。しかしそこからスクランブルで上に。ガードを取ったジアムの足をサバいてパス。ハーフに。背中を向けたジアム。バックマウントを狙うが足が入らない。反転したジアムだがマッキニーマウント。さらに反転するジアムだが今度は両足をフックされている。チョーク。仰向けになり絞めてタップアウト!

またも1R勝利。直近はKO決着が多いが、キャリアでは一本勝ちも多いマッキニー。相手の穴をつくクレバーな戦法で勝利。