格闘技徒然草

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UFC275:第6試合・チェ・スンウ vs. ジョシュ・クリバオ

フェザー級

スンウは189cmの長いリーチを持つストライカー。UFCデビューから2連敗したが、そこから3連勝。ジュリアン・エロサには1RKO勝ちした。しかし、前戦はベテランのアレックス・カサレスと対戦し、1Rにパンチでダウンを奪ったが、そこで膝をついた状態のカサレスの顔面に膝を入れてしまい、反則ブレイクで仕留められず。2Rにバックを取られてのチョークで逆転負けした。

オーストラリアのクリバオは、地元大会で欠場選手の代役としてUFCと契約。初戦は階級上のライト級だったこともあり、いいところなくKO負け。2戦目は1Rにダウンを奪ったが後半盛り返されドロー。前戦は中国のヌアダンビク相手に1Rテイクダウンで攻められたが、2R以降は打撃をヒットさせUFC初勝利。その試合から1年以上のブランク明け。

間合いに入れないクリバオ。リーチで勝るスンウが牽制の打撃を放つ。クリバオが飛び込んでパンチを放つがバックステップされ空振り。見合いが続いてブーイング。左で飛び込むクリバオにカウンターを合わせようとするスンウ。スンウの連打をかわしたクリバオ。左ハイがヒット。間合いが詰まってきた。クリバオのワンツーがヒット。飛び込んでのパンチでスンウ効いた!スンウはパンチを放つことでしのごうとするがまたもらった。ダウン気味に膝を着いた。組んで凌ぐスンウにパンチを入れるクリバオ。離れたところでスンウがパンチ連打で出ていく。ラッシュ。距離を取りかわすクリバオ。ホーン。

1Rクリバオ。

2R。クリバオがパンチをヒットさせていく。飛び込んで右。スンウもムキになって打ち返していくが空振りが多い。右が顎を打抜きダウン!後転して近づいてきたクリバオにタックルに入るがスンウ切った。クリバオの右がまたヒット。スイッチを繰り返すクリバオ。スンウの左右のハイは空振り。クリバオの右がまたヒット。残り1分。またパンチで出るスンウ。終盤出ていくスンウだが、打ち終わりにクリバオが打ち返す。ホーン。

2Rクリバオ。

3R。スンウ出ていく。クリバオ下がる。逃げ切り気味で手数が少ない。クリバオ飛び込んでアッパー。さらにワンツー。右がヒット。スンウの打撃はブロックの上。出てきたスンウにクリバオボディロック。ケージでこらえるスンウ。スンウ逆にボディロックからテイクダウン。亀になったクリバオに両足フックしてバックマウント。四の字バックへ。残り90秒。チョークを狙うが防いだ。逃げ切ろうとするクリバオ。脇に腕を挟んでディフェンス。残り20秒でパウンドに切り替えたスンウ。立ったクリバオ。タイムアップ。

29-28クリバオ、29-28スンウ、29-28クリバオ。スプリットでクリバオ勝利。

スンウに入れるとしたら1Rか。でも効いた打撃はクリバオだったし、スンウはない。