格闘技徒然草

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RIZIN.39:総評

メインは牛久がガードからの仕掛けについてはしっかりと対処してきたことが出ており、1Rは決定的な場面は許さず。しかし2Rに入り、投げを相手がこらえたところでバックマウント→後ろ三角→前三角で捕まってしまった。1Rも凌いではいたがダメージは与えられていなかったので、結局いずれはクレベルに極められた気がする。

次は大晦日朝倉未来と防衛戦をするのが自然な流れに思えるが、ベルトを渡した際の榊原代表の口ぶりからすると、大晦日はBellatorとの対抗戦かもしれない。正直そちらの方が見たい。

セミ以下は、連れてきた外国人(特に休憩後)は日本人がきっちりフィニッシュして盛り上げるための咬ませ犬としか思えなかったこともあり、フィニッシュはしても熱くはならず。そんな中でも、しっかり一本勝ちした武田と、グラウンドに穴がある相手を固めるだけで勝負に行かなかった矢地は、過去の対戦結果があるとはいえ、明確に武田がワンランク上になったと思う。大晦日はグスタボとの挑戦者決定戦が見たい。

宇佐美は終わってみたらKO勝利だったが、前半の苦戦した印象の方が強い。今の佐々木をKOしたところで、それで大晦日が確定というレベルではない。ただ、矢地の評価が下がったので、次戦で矢地や、矢地に勝っている大原との対戦は良いのでは。

勝って当然の相手だったとはいえ、きっちりフィニッシュした中原は良かった。しかしケラモフも連勝しているのだから上の相手とやらせてあげたいし、中原も上位の日本人相手の方が見たい。