格闘技徒然草

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Bellator293:メインイベント・マルセロ・ゴルム vs. ダニエル・ジェイムス

ヘビー級5分5R。ゴルム5位、ジェイムス7位。

2017~19年にUFCに参戦し、デビュー戦は1Rチョークで秒殺勝利したが、そこから3連敗でリリースされているゴルム。2021年からBellatorに参戦し、ここまで2勝0敗。30歳。

41歳のジェイムスは、Bellator2連勝とはいえ、8年前のデビュー戦で勝ってから、昨年11月に久々に参戦しての勝利。いきなりランキング5位(当時)のレスリングエリート・タイレル・フォーチュンと組まれ、咬ませ犬と思われたが、2Rにアッパーでダウンを奪い、タックルを切っての肘連打でKO勝ち。ランキング入りを果たした。

ゴルムのハイをキャッチしてテイクダウンしたジェイムス。しかしゴルム立った。ケージに押し込む。入れ替えたジェイムスだが、ゴルム差し返して逆に押し込んだ。が、また入れ替えるジェイムス。また入れ替えるゴルム。しかし体格で上回るジェイムスがまた入れ替える。さらに入れ替えるゴルム。残り5秒で離れたところでジェイムスがパンチで攻める。ゴング。

1R最後の攻め・テイクダウンもありジェイムス。

2R。カーフを蹴るゴルム。嫌がっているジェイムス。またカーフ。ジェイムスパンチで出たがバックステップでかわすゴルム。またカーフ。ジェイムスパンチから組み付いたが、ゴルムケージに押し込んだ。四つで押し込むゴルム。足をかけてテイクダウン。ハーフで枕を取って押さえ込んだ。肩固めを伺いつつ、ハーフでボディを殴るゴルム。ジェイムスは下からホールディングするのみ。固めたままゴング。

2Rゴルム。

3R。いきなりパンチで突っ込んでジェイムス。下がるゴルム。パンチで追うジェイムスだが、ゴルムクリンチで凌ぐ。離れたがジェイムスのアッパーから左がヒットし効いた!背中を向けたゴルムにさらに右を打ち込むと膝から崩れ落ちてダウン!KO!

ジェイムス逆転勝利。

かなり弱めのカードだったが、いいメガトンファイトで盛り上がった。しかし試合後ベイダーのタイトルに挑戦をアピールするのはさすがにどうか。