格闘技徒然草

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Bellator297:メインカード第2試合・コーリー・アンダーソン vs. フィル・デイヴィス

ライトヘビー級。アンダーソン1位、デイヴィス2位。

メインでタイトルに挑戦するロメロより上位の2人だが、アンダーソンは前戦で、デイヴィスは21年4月のGP一回戦でネムコフと対戦し判定負けしている。

アンダーソンは2020年にUFCと契約が切れFAとなってBellatorと契約。初戦でマヌーフからKO勝ちすると、UFC時代の判定の多さから見違えるように、GPでも準決勝までパウンドでのフィニッシュ勝利。決勝ではネムコフからテイクダウンを奪い優勢に試合を進めていたが、バッティングのためノーコンテストに。昨年11月の仕切り直しの一戦では、テイクダウンを奪えず判定負けした。33歳。

デイヴィスはUFCからFAになりBellator移籍した選手のパイオニア的存在。当時、UFCでボロボロになって引退してからBellatorに参戦した選手は多かったが、全盛期でUFCとの契約を満了してBellatorに来るパターンは当時珍しかった。2016年にライトヘビー級王座を獲得したが、翌年Bellator移籍初戦のライアン・ベイダーにスプリット判定で敗れて王座から陥落。その後はネムコフに2度敗れただけで7勝2敗。38歳。

アンダーソンが詰めるとデイヴィスタックル。切ったアンダーソンがケージに押し込み打ぐるレッグ。リフトしてテイクダウンしたが、叩きつけられた瞬間にスクランブルで脱出しバックにつく。アンダーソンが立ち上がりスタンドバックでテイクダウンを狙うデイヴィス。正対したアンダーソン。離れる。ジャブを入れたアンダーソン。前蹴り。間合いに入らないデイヴィス。組ませず殴っていくアンダーソン。四つに組んだデイヴィスが膝を入れるが、アンダーソンタックルへ。首を抱えるデイヴィス。アンダーソン離れた。右を入れるデイヴィス。アンダーソンタックルへ。ダブルレッグで尻もちを着かせた。しかしデイヴィスそこからバックを狙っていく。アンダーソン立ったがスタンドバックに。アンダーソンまた正対。デイヴィスアームロックを狙うが投げを放つアンダーソン。ゴング。

1Rアンダーソンか。

2R。打撃で詰めるアンダーソン。下がるデイヴィス。パンチを入れるデイヴィス。アンダーソンがパンチで出たところにシングルレッグ。ケージでこらえるアンダーソン。外掛けテイクダウンを狙うとアンダーソン背中を向けてスタンドバックに。アンダーソンアームロックを狙う。離れたデイヴィス。左右のパンチを入れるアンダーソン。かいくぐってタックルに入るデイヴィスだがアンダーソン切った。四つから脇をくぐってスタンドバックに。投げてテイクダウンするが、すぐに立つデイヴィス。正対し離れた。パンチで出るアンダーソン。デイヴィスのタックルを切ってパンチを入れるアンダーソン。アンダーソンがスタンドで詰める。タックルを切ってケージに押し込んだ。離れる。詰めたアンダーソンにデイヴィスタックル。しかしがぶられた。ゴング。

2Rアンダーソン。デイヴィス、タックルにもスピードがなくなってきた。

3R。左ミドルを入れたアンダーソン。下がるデイヴィス。距離を取りながらジャブを入れる。アンダーソンタックル。膝を着いたデイヴィスだったが、立って四つ組みに。膝を入れ離れるアンダーソン。ボディを入れるアンダーソン。バックブロー。ボディ・顔面に打ち分ける。残り1分。ワンツーを入れたデイヴィス。右がヒットしアンダーソンのマウスピースが飛ぶ。タイムアップ。

微妙なラウンドもあったが…。

29-28デイヴィス、29-28アンダーソン、29-28アンダーソン。スプリットでアンダーソン勝利。

まあ割れる可能性もあったか。