格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on FOX28:オッズ/予想と展望

ジョシュ・エメット 2.45
ジェレミー・スティーブンス 1.61
ジェシカ・アンドラ1.32
ティーシャ・トーレス 3.55
オヴァンス・サン・プレー 1.77
イリル・ラティフィ 2.10
マイク・ペリー 1.29
マックス・グリフィン 3.90
ヘナン・バラォン 1.59
ブライアン・ケレハー 2.30
サラ・マクマン 1.43
マリオン・ルノー 2.90
マリーナ・モロズ 2.35
アンジェラ・ヒル 1.65
ベン・サンダース 3.20
アラン・ジョーバン 1.38
サム・アルヴィー 3.10
マルチン・プラチニオ 1.40
ハニ・ヤヒーラ 1.38
ラッセル・ドーン 3.20
エリック・シェルトン 2.20
アレックス・ペレス 1.71
アルバート・モラエス 2.50
マニー・バミューデス 1.59

メインはフェザー級戦。UFC4勝1敗で、前回ランキング3位のリカルド・ラマスを破ったことで一気に上位ランク入りしたアルファメールのジョシュ・エメットがベテランのジェレミー・スティーブンスを迎え撃つ。
エメットは総帥ユライアうり二つのステップを見せる選手で、ライト級で2連勝した後MMA初黒星を喫したことでフェザーに落とした。きれいな打撃よりも、間合いを詰めてパンチをガチャガチャ振り回す攻めが得意で、それで正統派ストライカーのラマスをKOしてしまった。が、その試合で2.5ポンド体重オーバーをしているのが気がかり。フェザーでは実質計量成功率50%しかないわけで、この選手を地上波大会のメインに持ってくるのは怖い。
スティーブンスはこれがUFC史上単独2位となる28戦目(1位はマイケル・ビスピンの29戦)。しかしUFCデビューが20歳だったため、まだ31歳で、エメットより歳下。スティーブンスもまた、過去に体重オーバーで勝ってしまったことがある。最近は連敗があっても連勝がないという星勘定で、ランキングもじわじわ低下してきていたが、昨年9月に元Strikeforce王者ギルバート・メレンデスフェザー級初戦でローで足を破壊して判定勝ちすると、先月は超新星チェ・ドゥホとの打撃戦を制しKO勝ち。久々に連勝した上、2試合続けてファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞している。わずか1ヶ月ちょっとでの連戦となる。
正直、エメットの実力にはまだ疑問符がつく。ラマス戦の勝ちでは体重オーバーがどの程度影響していたかはわからないが、それまでの試合を見ても、あのKOは出会い頭という印象が拭えない。もっとも、ファイトスタイルが出会い頭を誘発させやすいものなので、100%ラッキーとも言い切れないが。オッズもスティーブンスを支持。
メインカードではマイク・ペリーがUFC2敗目を喫した前戦からの再起戦に臨む。打撃が武器で、11勝すべてがKO勝利。連打でKOするのではなく、一発で相手の意識を刈り取る力を持っている。しかし前回はサンチアゴ・ポンジニッビォとのストライカー対決で、後半のスタミナ切れを露呈した上に、パンチでダウンも喫して完敗。今回の相手マックス・グリフィンはキックがバックボーンのストライカーで、UFCはまだ1勝2敗。ペリーはKOが義務付けられる試合。
他には、プレリムメインで元バンタム級王者のヘナン・バラォンが、ディラショーのタイトルに挑戦して以来のバンタム級に戻す。前回も当初はバンタム級だったが、過去の減量失敗を問題視したコミッションが許可を出さず、140ポンド契約に変更されたにも関わらず判定負け。もはや崖っぷちに立たされている。

アーリープレリムには極真出身のマルチン・プラチニオが初参戦。現在8連勝(6KO)中で、2016年からONEに参戦し、ミドル~ヘビー級で4戦全勝。今回からライトヘビーに転向する元ミドル級ランカーのサム・アルヴィー相手にオッズでフェイバリットになっている。
第1試合開始は25日朝6時。速報します。

PANCRASE295:4月大会で松嶋こよみ vs. ISAOのフェザー級暫定王座決定戦

www.pancrase.co.jp

4月15日にスタジオコーストで行われるPANCRASE295で、フェザー級暫定王座決定戦・ランキング1位松嶋こよみ vs. ランキング3位ISAOが行われることが正式発表。王者のナザレノ・マレガリエは現在負傷欠場中で、夏に復帰予定となっている。また、ランキング2位の中原由貴は練習に専念するためオファーは断ったとのこと。ISAOは昨年8月にマレガリエの王座に挑戦予定だったが、マレガリエが負傷欠場。代役のカイル・アグオンとノンタイトル戦で対戦し、判定負けしている。松嶋は次戦でそのアグオンを破ってランキング1位に。

同大会には松嶋の所属するパンクラスイズム横浜の北岡が出場することも決定済み。また、ストロー級タイトルマッチ・砂辺光久 vs. 室伏シンヤも行われる。

UFN126:ボーナス発表/総評

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:ブランドン・デイヴィス vs. スティーブン・ピーターソン
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:デリック・ルイス、カーティス・ミレンダー

連敗中のセラーニはDAZNの解説の水垣も言っていたが、水垣と同い年・WEC時代からの選手・連敗中と、先週ACBで判定負けした水垣とかぶる部分が多く、セラーニも歳下で勢いがある選手に食われてしまうのではないかと思ったが、危うい部分がありつつも最後は地力の差でKO勝ち。しかし、ウェルター級での限界も見えたか。またタイトル挑戦まで行けるかはわからないが、本人の希望通りライト級に戻すほうが良さそう。

セミのルイスはまたもガス欠で絶体絶命の状態から一発逆転勝ち。この危うさがある以上、タイトルまで到達するのは厳しいと思うが、使い方次第では最高の盛り上げ役になれる。そろそろガヌー戦が見てみたい。

 

UFN126:メインイベント・ドナルド・セラーニ vs. ヤンシー・メデイロス

ウェルター級5分5R。セラーニ11位、メデイロス15位。

3連敗中のセラーニは勝てばUFC最多の20勝となる(他にはビスピンとGSPが20勝で並んでいる)。

メデイロスはウェルター級転向後3連続フィニッシュで3連勝中。

いきなりパンチで出たメデイロスだがセラーニも右を返す。セラーニタックルを見せるが切ったメデイロス。メデイロスバックキック。先に手を出していくメデイロス。パンチが顔面をかすめる。タックルのフェイントから殴るセラーニ。ロー。左ミドル。メデイロスはパンチで攻める。右がヒットしセラーニちょっと効いたか。右を打ち込んだメデイロスだが、セラーニのパンチでスリップ気味にダウン。すぐ立つと両者ハグして再開。メデイロスのパンチが顔面を捕らえるが、打ち返したセラーニのパンチで膝をつく。すぐ立った。出ていくメデイロス。どんどんパンチで攻め込む。セラーニタックル。四つからケージに押し込む。入れ替えたメデイロス。離れ際に右を入れたセラーニ。連打がヒットするがメデイロスも打ち返す。残り10秒の拍子木と同時にセラーニの右が入りメデイロス効いた!ふらついてダウン!セラーニすかさずパウンド!ハーブ・ディーン止めた!

セラーニ、危ない場面もあったが復活のKO勝利。

UFN126:セミファイナル・デリック・ルイス vs. マルチン・ティブラ

ヘビー級。ルイス7位、ティブラ9位。

ルイスは昨年6月にマーク・ハントと対戦しKO負け。足の怪我で引退するという話もあったが、結局現役続行となり、10月にヴェウドゥム戦が組まれたものの、今度は計量後に背中の痛みがひどくなり欠場してしまった。生粋の喧嘩屋でひたすら殴り勝つスタイル。

ハントに敗れ、前回はヴェウドゥム戦が流れたルイスに対し、ティブラは前回ハント戦が組まれていたが、ハントが欠場して代役のヴェウドゥムと対戦し敗れた。UFCでの3勝中2勝がKOだが、柔術茶帯でローカル時代は一本勝ちも多かった。ルイスにとっては苦手とするタイプか。オッズもティブラがフェイバリット。

ルイスいきなりタックルに入り倒した。ハーフから足を絡めたディブラ。カーフスライサーに入るが抜けた。がぶりの体勢になるとバックに回るルイス。しかしティブラが立つとバランスを崩して仰向けに倒れた。ティブラマウント。ルイス亀から起き上がって前に倒すと立ち際のパンチでダウンを奪う!すかさずパウンド!連打を打ち込むがティブラホールディングして凌ぐと脇を掬ってスイープ。ハーフでしっかり押さえて殴っていくティブラ。残り20秒でマウント。ルイス亀になり、また立とうとしたが潰されまたマウント。ティブラがアメリカーナを仕掛けるがホーン。

1Rルイス。

2R。ルイス様子見していたが飛び込んで右。さらに前に出ながら連打を打ち込むが、ケージまで追い込んだところで組まれてしまいテイクダウンされる。ティブラサイド。ルイスまた亀から立とうとするとティブラは両足フックしてバックマウント。揺すって前に落とそうとしたルイスだが落ちなかった。マウントに。ルイスまた亀になり前に落とそうとする。ティブラ耐える。落とせなかったが倒れ込んだ瞬間にスクランブルから立とうとする。しかしまた上を取ったのはティブラ。マウントから肘。残り1分。ルイス疲れて動かない。肘をディフェンスするだけ。ホーン。

2Rティブラ。

3R。ルイス右ハイ。ティブラは顔面にサイドキック。関節蹴り。遠い間合いから打撃を入れていくティブラ。ルイスは動かず力をためているか。ワンツーを入れたルイス。ティブラ前に出てケージに押し込んだ。ティブラシングルレッグに入る。さらにタックル。腕を一本入れて凌いだルイス。逆に支釣込足で倒したルイス。ティブラ立つがそこにパンチのラッシュ!アゴに入ってティブラ膝からダウン!足にしがみつくティブラにパウンド!KO!!

テイクダウンされ一方的でスタミナも切れて絶体絶命のところから一発逆転KO。ルイスらしさ全開の試合。

UFN126:第10試合・ジェイムス・ヴィック vs. フランシスコ・トリナウド

ライト級。ヴィック12位、トリナウド14位。

UFC8勝1敗のハイアベレージながら、いつまでもランカーとの対戦が組まれなかったヴィック。前回はジョセフ・ダフィーとのもうすぐランクイン対決でKO勝ち。ランカーとの対戦が組まれないままランクインを果たした。現在、3試合連続フィニッシュ勝利中。特に最近はボクシングが向上している。今回は地元テキサスでようやくランカーと組まれたが、下位ランカーで同じ扱いが悪いトリナウドが相手。

トリナウドはUFC戦績12勝4敗で、最近の成績はヴィックと同じく8勝1敗。しかしやはりあまりチャンスが与えられず、なかなかランキングに入れなかった。トリナウドの場合は最初の3勝はフィニッシュ勝利だったが、その後の9勝のうちフィニッシュが1回しかないというのも影響しているか。今年で40歳となる、ライト級以下では最年長ファイター。

長身のヴィック。身長差がかなりある。距離を取りサークリングするヴィック。サイドキックが顔面にヒット。右ミドル。前に出ながらパンチの4連コンボを打ち込むヴィック。トリナウド組みつくと押し込んだが引き剥がされた。トリナウドの左がヒットするが、ヴィックの右をもらいダウン!フラッシュ気味ですぐ立つ。タックル。倒した。ヴィックギロチンに抱えるがパスされ逆に肩固めを狙われる。外れたが今度はトリナウドがギロチン。けっこう深い。が、足のロックが外れて解けた。またスタンドに。ヴィックのパンチをもらうトリナウド。ヴィックサイドキック。飛び膝からパンチ連打。トリナウド左のオーバーハンドを打ち込むが、顔面まで届いていない。ホーン。

1Rヴィック。

2R。距離を取るヴィック。右ハイ。ワンツー。右ミドル。飛び膝。右ハイ。翻弄されるトリナウドだが組みついた。バックに回り投げたが、すぐ立たれた。正対したヴィックは逆にテイクダウン。パウンド。トリナウドが立つと離れた。右ハイ。サイドキック。トリナウドもパンチを出していくが届かない。ヴィックジャブを入れていく。右ミドル。ボディ、顔面にサイドキック。ホーン。

2Rもヴィック。

3R。トリナウド出ていくが、ヴィックが飛び膝やサイドキックをヒットさせていく。トリナウド飛び込んでパンチをヒットさせる。ヴィック離れて打撃を入れていくだけで打ち合う気無し。会場からはブーイング。トリナウドは芸がなく前に出ていくだけ。タイムアップ。

3Rも手数でヴィック。

三者29-28ヴィック勝利。

勝ったが1Rにダウンを奪ったにも関わらず、2R以降流しての勝利では、今後チャンスを与えられるか微妙なところ。

UFN126:第9試合・チアゴ・アウベス vs. カーティス・ミレンダ―

ウェルター級。

9年前に25歳でGSPの王座に挑戦したアウベスだが、その後5勝6敗。ライト級にも落としたことがあったが、ウェルター級でも計量失敗したことがあるだけに無謀すぎで、6.6ポンドの大幅オーバー。昨年9月に組まれていた試合は試合3日前で家庭の事情により欠場。先月に組まれていた試合は、今度は相手が計量直前に欠場となり消滅している。10ヶ月ぶりの試合。

今回の相手はUFC初参戦のカーティス・ミレンダー。Bellatorでは2勝2敗。会場のあるテキサスで開催されている育成イベントLFAに参戦。約1ヶ月前の試合でもハイキック勝利し、3連勝としてUFCと契約。いきなりメインカードでタイトル挑戦経験者との対戦が組まれた。14勝のうち、直近2勝を含む5つのKO勝ちがあるが、あとはすべて判定。地元を主戦場とする地元枠での登場なのか、期待されての抜擢なのか、咬ませ犬なのか。

背が高くリーチが長いミレンダー。スタンドでプレスしていくとアウベスは後退しサークリング。牽制程度の打撃を入れ合うのみで打ち合わない。ミレンダー飛び膝。かわしたアウベス。ミレンダースピンキック。アウベス入っていけない。ローを出すがジャブを合わせられる。ジャブをもらってアウベス効いた。パンチで出ていくアウベスだがミレンダーの右をもらいダウン!すぐ立つが追い打ちのパンチでまたダウン!ミレンダー両手を上げて勝利をアピールしたがレフェリー止めない。パウンドに。連打が入ったがアウベスなんとか凌いで立った。スタンドでパンチで出ていくアウベス。ミレンダーもパンチを返すがアウベスがレッグダイブでテイクダウン。ミレンダー受け止めてギロチン。しかし浅い。抜かれた。ホーン。

1Rアウベス。

2R。パンチを振り回して出ていくアウベス。入ってくる所にパンチを合わせていくミレンダー。セコンドのインターバル中の指示なのか、アウベスこのラウンドは下がらず出ていく。ミレンダーちょっと受け身。右ハイ。アウベス飛び込んでの左。ミレンダーは右をヒットさせる。アウベスどんどん出ていく。残り1分。ミレンダーのテンカオがビッグヒットしアウベス仰向けにダウン!ミレンダー追い討ちに行かないが、これはさすがにレフェリー止めた。

いきなり元トップ選手の一角に圧勝したミレンダー。ローカルから続けてこれで3連続KO勝利。デビュー当時は判定が多かったが、覚醒したのか。面白い選手が出てきた。

UFN126:第8試合・スティーブン・ピーターソン vs. ブランドン・デイヴィス

フェザー級

地元テキサスのピーターソンはこれがUFCデビュー戦。昨年夏にコンテンダーシリーズに出場したがスプリット判定負けでUFCと契約ならず。12月に階級をバンタムからフェザーに上げて地元のローカルイベント・LFAで2RKO勝ちし、UFCとの契約を決めた。バンタム級時代はLegacyFC(のちLFA)の王者だったが、現Bellatorファイターのレアンドロ・ヒゴに敗れて王座から陥落している。

デイヴィスは同じくコンテンダーシリーズに出場し、こちらは勝つとアグレッシブな試合内容が評価されUFCと契約。先月のUFC220でデビューしたが、UFC1勝2敗のカイル・ボクニエク相手に両者スタンドで見合いを続ける展開で、微妙な判定負け。コンテンダーシリーズの試合と比べると、同じ3Rフルタイムでも打撃のヒット数が4分の1近くまで落ちてしまった。

本来メインカードで組まれる試合ではないが、メインカードの女子戦が1試合中止になったため昇格。ピーターソンの地元枠か。

打撃戦。パンチからローを入れるデイヴィス。左ハイ。近い間合いで打ち合う。両者パンチが入っている。ピーターソンがガンガン出ていくが、ヒット数ではデイヴィス。ピーターソンそのまま撃ち合っていくが、有効打ないまま1R終了。

1Rデイヴィス。

2R。ピーターソンパンチからタックルに。タイミングは良かったが切られた。離れる。また打撃戦。ピーターソンは引かずに撃ち合っていく。しかしやはりヒット数では負けている。デイヴィスがタックル。受け止めたピーターソンはケージに押し込むとスタンドでバックに回る。強引に背中に乗ったピーターソンだが、前に落とされ下に。立ったピーターソンがまたスタンドでバックに。テイクダウンを狙うがデイヴィス正対。しかしボディロックからまたスタンドでバックに。テイクダウン。が、20秒しかない。デイヴィスはホールディングで凌ぐ。ホーン。

微妙。ピーターソンはテイクダウンしたが、その後時間がなく攻めがなかった。

3R。ピーターソンはパンチから組み付きに行くがデイヴィスは引き剥がして組ませない。ヒット数では負けているピーターソンだが手数は出していく。いいパンチがヒットしているデイヴィスだがやや疲れ気味。タックルに入ったピーターソン。デイヴィス切った。ピーターソン出て行くが、デイヴィスのパンチをもらい続ける。ピーターソンタックルに入るがカウンターの膝をもらい効いた。デイヴィスがパンチのラッシュで仕留めに行ったが、ピーターソンなんとか凌いだ。ふらついていても出ていくピーターソン。タックルからスタンドでバックに回ったが時間がない。タイムアップ。

29-28、30-27、30-26の3-0でデイヴィス勝利。一人だけ10-8を入れたジャッジは3R?

UFN126:第7試合・セイジ・ノースカット vs. チバウト・グーチ

ライト級。

地元テキサス生まれのノースカットがメインカード1試合目を飾る。UFCデビューから3年目だがまだ21歳(10日後に22歳になる)。UFCでは4勝2敗で、2敗はウェルター級での試合。ライト級での4戦は一応負けなしだが、昨年11月に対戦したミッシェル・キニョネス以外は全員リリースされている。テコンドー・カジュケンボの黒帯。前回は打撃の手数で上回り、要所でテイクダウンして判定勝ちしたが、フィニッシュの予感はなかった。

ローカル無敗でTUFに出場したフランスのグーチはTUFではトーナメントを勝ち上がれず。その後UFCと契約するも、3戦連続フィニッシュ負け。このままリリースかと思われたが、4度目のチャンスが与えられ、右ハイでダウンを奪ってからパウンドラッシュで1RKO勝利。生き残った。しかし今回も咬ませ犬か。

 さすがに地元で人気が高いノースカット。間合いを詰めるグーチにジャブを入れるノースカット。しかしグーチの右をもらいちょっとぐらついた。ノースカットは立て直してタックル。テイクダウン成功。サイド。押さえ込み。ガードに戻そうとするグーチだが、ノースカットはパウンドを打ち込みながらまたパスしようとする。グーチ立ってスタンド。ノースカットがジャブを入れていくがまた右をもらいぐらついた!タックルで誤魔化すが、グーチ受け止めてギロチン。そのままケージまで押し付ける。ギロチンは外したノースカット。グーチ押し込んでテイクダウン狙い。こらえて引き剥がしたノースカット。ハイキック、スピンキックを放つノースカット。前蹴り。グーチどんどん間合いを詰めてくる。ノースカット下がりながら前蹴り。ノースカット残り10秒でまたタックル。切られた。ホーン。

効かされた打撃が2回あったが、トータルのヒット数でノースカット。

 2R。グーチのパンチをもらっているノースカット。グーチケージまで追い込むとパンチで飛び込んだ。もらったノースカット。引き込むように下になる。ハーフから潜ろうとするが、グーチ防ぐ。諦めて上半身を起こすと、ケージを使って立つノースカット。グーチ離さず押し込むと両足を束ねてテイクダウン。ようやく立って離れるが時間がない。グーチは無理に打ち合わない。ノースカットがバックスピンキックなどを放つがホーン。

2Rグーチ。

3R。蹴りで攻めるノースカット。前蹴り、関節蹴り、サイドキック。グーチがパンチで出てくると距離を取る。ノースカットのタックルは切られた。グーチパンチでプレッシャーをかけるとケージを背にしたノースカットに両足タックル。尻餅。ケージを使って立ったが、まだ両足をホールドされていてまた倒され尻餅。立たせないように押し込むグーチ。どんどん時間が過ぎる。ノースカットギロチンに抱える。立ったところでブレイクがかかる。ローを蹴るノースカット。タックル。受け止めたグーチ。ケージを背に耐える。離れ際に肘を入れたノースカット。残り30秒でまたタックル。切られた。振りほどくが時間がない。最後にカポエイラキックを見せたがタイムアップ。

判定三者29-28でノースカット勝利。1Rはグーチもあるかもしれず、僅差だった。DAZNの実況陣はグーチ支持だったので意外な判定と思ったようだが。しかしリリース間際の相手にギリギリの判定勝ちでは厳しい。

Sage Northcutt def.  Thibault Gouti :: UFC Fight Night 126 :: MMA Decisions

メディアのスコアも割れているが、グーチ支持が多い。

UFN126:第6試合・ジャレッド・ゴードン vs. ディエゴ・フェレイラ

ライト級。

ローカルではフェザーで試合をしていたゴードン。UFC初戦でいきなり体重オーバーをやらかし、2戦目からライトに変更。アグレッシブに攻め続けるスタイルで2連勝。ボクシング・レスリング・柔術がバックボーン。若い頃にはホームレスで、何度か薬物中毒になり死にかけたこともあったが、現在は克服している。

フェレイラはUFC3勝2敗。ブラジル生まれだが、23歳からテキサスに移住。MMAデビューもテキサスで、UFCデビューまでずっとテキサスで試合をしている。今回はUFCデビュー戦以来の地元凱旋。前回の試合後、USADAの検査で禁止薬物が検出。本人は禁止されていると知らなかったとして、17ヶ月の出場停止処分が下っており、これが処分明けの初戦。身長173cmはライト級では低めだが、リーチは188cmもある。

打撃戦からフェレイラのローが急所に直撃。タイムストップ。再開。フェレイラがまた打撃で攻めるが、再度ローブロー。しかもローブローの後に追撃でパンチを打ち込んでいる。再開。ゴードン四つから外掛けテイクダウンを狙ったが倒せず離れる。また間合いたフェレイラ。両者足を止めてパンチの打ち合い。フェレイラの左がアゴに入ってゴードンダウン!マウントを取ったフェレイラ、ゴードンの右腕を左手で背中越しに糸通しに捕らえた上で、右でゴードンの顔面にパウンドを落とす。そのままバックマウントの体制になり殴るフェレイラ。動けないままパウンドをもらい続けるゴードンを見てレフェリー止めた。

フェレイラ快勝で復帰戦を勝利で飾る。ローブロー直後だけに若干もやもやしたものも残るKO劇。

UFN126:第5試合・ジェフ・ニール vs. ブライアン・カモージー

ウェルター級。

ニールは地元テキサスの選手でUFCデビュー戦。昨年7月にテキサスのLFAで1RKO勝ちした後、わずか11日のインターバルでコンテンダーシリーズに1階級上のミドル級で出場。1RKO勝ちしてUFCとの契約を獲得した。

クリス・カモージーの弟ブライアン。UFCデビュー以来2連敗中で、ここで負けたら兄に続いてリリースの危機。MMA7勝4敗で、勝った試合は一応すべてフィニッシュしての勝利(3KO、4一本勝ち)。

パンチで出てケージに押し込んだニール。離れた。ニールが積極的にパンチを打ち込んでいく。両者足を止めての打ち合い。カモージーが肘で出たがバランスを崩して膝をついた。膝をついた状態でバックに回ったニールがパームトゥパームチョーク。入ってカモージータップ!

カモージーはなんであっさりバックを取られた?簡単に首を取らせていたし、直前のパンチで効いていたのか?

UFN126:第4試合・ロバート・サンチェス vs. ジョビー・サンチェス

フライ級のサンチェス対決。

地元テキサスのロバートはデビューからずっと地元で試合を続けて、デビュー戦が判定だった他は6試合連続で一本勝ちしてUFCとの契約を果たした。が、初のテキサス以外の試合となったUFCデビュー戦は、同じデビュー戦でアルファメール期待の新星のジョセフ・モラレスにパンチでダウンしチョークでタップして初黒星を喫した。柔術では20年のキャリアがある。

ジョビーはお隣ニューメキシコアルバカーキ在住の26歳。アルバカーキ在住ということで、当然ジャクソンズMMA所属。ローカルで6戦全勝全フィニッシュの成績を修めるとUFCと契約。しかしタテキにスプリット判定勝ちしただけで、2敗してリリースされた。ローカルで連勝すると、昨年7月のコンテンダーシリーズ初回の第1試合に出場し判定勝ちしたが、UFCとは契約できず。翌月の第7回大会に再度出場すると、今度はマウントパンチでKOして契約を果たした。

ジョビーのミドルをキャッチしてテイクダウンしたロバート。ジョビーはスイッチで返そうとしたがバックに回られる。引き剥がそうと動くジョビーだがロバートしっかりとバックをキープ。立ったジョビーの背中に乗り、四の字バックからチョークを仕掛けるロバート。後ろに倒れたジョビー。体を伸ばされチョークを決められジョビータップ!