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クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンvsフォレスト・グリフィン
メインはライトヘビー級タイトルマッチ。日本やアメリカのマニア層では人気先行と見られていたグリフィンだが、ショーグンに一本勝ちして驚かせた。しかしあの試合のショーグンはUFCデビュー戦で、金網での実力を測り切れていないこともあり、できればすぐに次戦が見たかったところ。日本ではTUFも見られないし・・・。王者ランペイジも、リデルを秒殺KOしダンヘンには判定勝ちしたが、まだまだランペイジらしさはオクタゴンで見せていない。お互い待ちに待った一戦という感じ。日本ではTUFでのやりとりが見られないが、純粋にカードとして楽しみな一戦。
パトリック・コーテvsヒカルド・アルメイダ
セミはミドル級。アルメイダは2月に約3年9ヶ月ぶりの復帰戦勝利を飾ったが、相手は直前にUFCデビュー戦のロブ・ユンツに変更。全盛期と遜色ない動きで秒殺一本勝ちしたが、まだどれだけできるかは未知数。UFC3連勝中のコーテに勝てば岡見の次のタイトルマッチという話もある。まだ復帰してから1戦しかしていないのに、随分評価が高い。
ジョー・スティーブンソンvsグレイソン・チバウ
1月にBJペンとの王座決定戦に出場したスティーブンソンだが、実力差は歴然で、顔面から血を吹き出しながらチョークで一本負けという壮絶な散り方をした。再起戦の相手はATT所属のブラジリアン・チバウ。チバウは2月にタイソン・グリフィン相手にライト級初黒星を喫したが、最近ますます好調なATT勢だけに油断は出来ない相手。
ジョシュ・コスチェックvsクリス・ライトル
タイトル挑戦前のGSPと対戦し競った内容だったコス。前回はノーTVマッチで、UFCとの契約解除の噂もあったが、KO勝ちで生き残った。とはいえタイトルからはそう遠くない位置にいる。GSPがジョン・フィッチを破ったら、しばらくタイトルマッチは回ってこないだろうが・・・。相手はザ・中堅のライトルなので、コスがすっきり勝つことを義務づけられた試合だろう。
そのライトルは、戦績は勝ったり負けたりの「中堅の中の中堅」と言った感じなのだが、TUF出場で知名度が上がったこともあってか、層が厚いウェルター級で地味に頑張っている。多分今後もタイトルマッチに出られるくらいに勝ち上がることもないだろうけど、地味に生き残って欲しい。