ようやく全カード発表。しかし、スーパーファイトがノルキアvsホルムじゃ・・・。ホーストもバンナもハントもなしの、寂しい大会になってしまった。これなら世界予選GPの方が豪華な気がする。
ざっくりとトーナメントの予想をすると、やはりポイントはボタ。初戦のアビディには勝てるだろう。次の相手はおそらくボンヤスキー。ボタは、ここで勝てたら優勝まであると思う。難しいけれど、ここはボンヤスキー勝利を予想。
逆側は、セフォーとイグナショフか。最近パッとしないセフォーよりは、イグナショフの方が勢いがある。
決勝は、実力よりそれまでの試合でどれだけのダメージを負ったかがポイントになる。ボンヤスキーはボタに勝つとしたらそれほどダメージを負わないと思うので（というかダメージを負うようなら負ける）、ボンヤスキー有利か。イグナショフは一番きついブロックなので、ノーダメージで勝ち抜くのは難しそう。もし、イグナショフがあまりダメージを負わずに勝ち抜けたら、イグナショフが勝つと思う。
ところで、決勝からはずれたレコの所属するゴールデン・グローリーが、K-1に対する「絶縁宣言」を出した（form NHBnews)。要約すると、金銭面の不満と待遇面の不満が原因らしい。特に、GP開幕戦では、シュルトが呼ばれたのに1日前に帰るように言われ、なおかつ旅費も支払われなかったとか（そして、シュルトを差しおいて代役になったのはブランクがあり負傷しているサム・グレコ）。一方の当事者による言い分だから、全てを信じるのは危険だが、本当ならK-1に対する不信感を持つのは当然だと思う。グレコの出場が発表になった時は、「オファーがあったけど直前だから断ったのでは？」と思ったのだが、そうではなかったらしい。
アーツもGP後は猪木祭り転出が噂されているし、K-1の色物路線に対する弊害がどんどん出てきている気がする。
