今後は「どのリングにも上がれる」が「―ボンバイエ」以外の参戦は未定で、ノゲイラ戦も「白紙。もめるようだと試合は組めない」と、ミヤトビッチ氏。「今後ミルコ対ヒョードルを実現したい」とした。
「揉めるようなら試合（ヒョードルvsノゲイラ）は組めない」というのは、「ヒョードルの猪木祭り参戦に文句をつけるなら、プライド出ないぞ」ってことだろう。新マネジャーがどのリングにも上がれる契約にしたのは、はっきり言ってギャラのつり上げ工作だという気がする。特に今後総合の興行戦争が激しくなると、ヒョードルのような強い選手はひっぱりだこだろう。
選手のギャラが上がるのは基本的にはいいことではある。しかし、交渉が選手主導になってしまうと、選手がやりたくないカードは拒否されてしまうかもしれない。DSEの発言にもあったが、「選手がやりたくないと言うカードがいいカード」という側面があるからだ。イベント側が望むカードが全部いいカードというわけではないが、少なくともファンの希望には近い。
とりあえず、ヒョードルvsミルコは見たいが。
