“暴走柔道王”小川直也がハッスル出場権をかけ、ＰＲＩＤＥヘビー級ＧＰに参戦することを表明した。１１日、『ハッスル３』（５月８日、横浜アリーナ）の会見が都内で行われ、小川の『ＰＲＩＤＥヘビー級開幕戦』（４月２５日、さいたまスーパーアリーナ）出場が明らかになった。小川のＰＲＩＤＥ出場は２０００年１０月『ＰＲＩＤＥ．１１』の佐竹雅昭戦以来３年半ぶり。ＧＰにはミルコ・クロコップやエメリヤーエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラなどがエントリーしており、ドリームカードに期待がかかる。
発表まで時間がかかったところに小川の苦悩が見て取れる。DSEにとってはほっと一息といったところか。が、
はっきり言おう。『ハッスル』に出るしかない。しかし、出るかどうかの査定試合をしてもらう」と、小川に『ハッスル３』出場権をかけた査定試合を組むことを宣言した。さらに、続けて「私の古くからの友人である、世界最高峰のヴァーリトゥード、ＰＲＩＤＥの統括本部長が、日本人で名乗りを挙げる勇気があり、勝ちに行ける日本人がいないかと嘆いていたから、私から一枠空けておくように言っておいた。持ち味を取り戻すことができたなら、ハッスルに出られるようにしてあげよう。
GPはハッスルの査定試合なんやて。自分で価値を下げるようなことをしてどうする。あるいは準決勝以降を棄権するための伏線なのかもしれないが。地上波の中継で「小川、ハッスル出場を賭けた戦い！」なんて煽りが入るのか・・・。
