ヒースヒーリングvs高橋義生
最初の5分は高橋がスタンドのパンチで攻勢に出ると思う。そこでKO出来なかったら、後はだんだんヒーリングが有利になってくる。打撃でも体重差があるから一発でKOできるし、グラウンドになったら多分一方的。高橋はチームタフ仲間のTKとトレーニングしたということで、セコンドについて作戦を立ててくれれば期待も出来るのだが。ヒーリング勝利予想。
セルゲイ・ハリトーノフvsムリーロ・ニンジャ
この試合が一番悩む。ハリトーノフってパウンドは強いけど、よく考えたらそれ以外のスタンド打撃とか、テイクダウンとかが未知数。テイクダウンを取れたらニンジャにも勝てるし、3強を脅かすところまで行くと思う。ニンジャもちょっぴり鈍いだけに、万全の信頼がおけない。かなり微妙だけどニンジャ。
ジャイアント・シルバvs戦闘竜
紙プロの金原コラムによると、戦闘竜はヤマヨシに蹴られて自信喪失してるらしい。ヤマヨシ相手に自信喪失されてもなあ。一方のシルバは、ヘンゾの弟子の元で基本的なグラウンドワークを学んでいるとか。でも、戦闘竜が相手ならグラウンドにならないと思うから、意味なし。一応、まともに練習している分だけ戦闘竜の勝ちを予想。次も試合が見たいのはシルバだが。
セーム・シュルトvsガン・マッギー
大晦日のジョシュ戦で、シュルトは全然成長していなかった。もちろん身長の話でなくて、総合格闘家として。1年間、K-1だけやってきたからしょうがないと言えばそうなのだが。とにかく腰が軽すぎる。簡単にテイクダウンされすぎ。もともと長身のせいで腰高というのもあるが、レスリングのトレーニングをやってるようには見えなかった。あと、パワーで勝てない相手には勝ってないというのもマイナス要因。マッギーがグラウンド＆パウンドで攻めれば、返せなくてそのまま判定負けしそう。しかしマッギーもそんなに器用じゃないので、打撃勝負になってシュルト勝利と予想。というよりほとんど願望。出場メンバーで一番応援しているのがシュルトなので。
小川直也vsステファン・レコ
もちろんガチ前提で予想。小川の総合での実力は疑問符だらけ。まずテイクダウンが取れるのか。そして、テイクダウンしたとして、そこから極めがあるのか。どちらも疑問。最初は組み付いて上になるかもしれないが、その後は距離を取られて打撃を受けまくり、KO負けと予想。が、レコの腰の状態がかなり悪いらしい。それだと組み付かれたら踏ん張れないし、小川勝利の目も出てくる。小川がどれだけビビらずに戦えるかに注目したい。
ミルコ・クロコップvsケビン・ランデルマン
このカードがもっとも結果が見えてるカード。ミルコはウォーターマン戦でレスリング系は体験してるし、ほぼ同じファイトスタイルでOK。ランデルマンも最初はテイクダウンを奪うかもしれないが、フィニッシュを持ってないので、そのうちスタンドで捕まるだろう。
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvs横井宏孝
グラウンドでもスタンドでもノゲイラが上。普通に考えたらノゲイラ勝利なのだが、ただ、テイクダウンが弱い。タックル失敗して下になった時、はたして極められるか？ノゲイラがかつて最強と言われていた頃は、下から極めまくっていたが、去年8月のリコ戦では下からの攻めは完全に見切られていた。十字と三角だけ気をつけていれば、案外逃げ切れる気がする。なんだかんだで最後はノゲイラが捕まえて極めると思うが。
エメリヤーエンコ・ヒョードルvsマーク・コールマン
3強の試合の中では一番面白いのがこれ。コールマンはモチベーションも高いだろうし、序盤はテイクダウンを奪うと思う。下になったヒョードルがそこからどうするかが見たい。まあ、スタンドではヒョードルが上だし、コールマンのスタミナも持って1Rなので、中盤〜後半にスタンドの打撃でボコボコにしてヒョードルが勝つだろう。
