格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★5/3後楽園大会テレビ観戦感想

2日ネット断ちしてJスポーツ観戦。新聞のテレビ欄に「高谷が戦慄KO!?」とか出てなくて良かった。しかし試合数多すぎのためか、ノーカットはルミナvsエリカス、ボーゾーvs高谷、メインの3試合のみで、あとはかなり編集されてた。
ルミナの試合は2回戦ながら煽りVもあって大きい扱い。1R、ポジショニングで圧倒しつつも、目尻を大きくカット(本人はバッティングをアピールしてたけど)。流血に焦って仕掛けたところを抜けられ、ピンチになる場面も。2R、つまり最終ラウンド、下になって激しく動きつつ極めに行き、最後は三角絞めで一本勝ち。5年くらい前の後楽園のメインだったら最高の試合。でも今は2004年で、ルミナの試合は2回戦で、相手は他団体の日本人に負けてるクラスBの選手。そのクラスB相手に、2Rの序盤は打撃で打ち負け、苦し紛れのタックルは簡単に切られて、結局いつもの極めに頼った試合になってしまった。こういう戦い方はクラスAの相手にはまず通用しない。好勝負ではあったけど、逆にこういうレベルに好勝負をやってるようじゃどうなのかなという気もする。次回はハワイでバオ・クァーチとの環太平洋王者決定トーナメントの試合で、正直全然興味はないけど、勝ち抜けばトイカツら日本人選手との試合も実現するだろうし、期待してみたい。なんだかんだ言っても、一番面白かったのはルミナの試合だし。
ボーゾーvs高谷は、かなり高谷に厳しいマッチメークだと思っていたのだが、まさかのハイキックKO。KIDを唯一破っているボーゾーに完勝してしまった。ニューヒーロー誕生か。王者になってKID戦をアピールしてもらいたいが、結局実現するのがロマネクスのリングでだったりして。あと、ネット上で応援団の評判はかなり悪いが、テレビで見ている分にはあまり伝わらなかった。でも、秋本vs今泉戦でやたらひどい野次を飛ばしていたのも高谷軍団だったのか。あれはいただけない。
そして、これも評判が悪かったメインだが、実はああいう試合は結構好き。決してレベルの高い膠着戦ではなかったけど、警戒しすぎて膠着になってしまう両者の心情が見えるのがいい。まあ一般受けはしないだろうし、応援している選手にこういう試合をやられるとちょっと悲しいけど。
判定試合も多かったけど、かなりコンパクトに編集されていたのでそれなりに面白かった。