格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★サップvsタイソンはなし?

サップが静岡初上陸を果たす。K−1は12日、「K-1 BEAST 2004 in静岡 -ジャパンGP決勝トーナメント-」(6月26日、静岡エコパアリーナ)の開催決定を発表。スーパーファイトボブ・サップ、武蔵が出場する。

5月のK-1ROMANEX藤田戦も終わってないのに、スケジュール厳しすぎ。3月2試合のあと4,5,6月と連戦。これで7月にタイソン戦なんて出来るのだろうか。
そのタイソン、ボクサー相手とボクシングマッチを希望しているらしい。

7.31K−1米国大会に参戦が内定したマイク・タイソン(37・米国)の対戦相手が難航。米国でのPPV放送の関係上、今秋中にも決定されることが11日、分かった。K−1谷川貞治プロデューサーが明かしたもの。

 昨年2月、クリフォード・エティエンヌ(米国)を1回49秒KOで破って以来、リングから遠ざかっているタイソンは今週、アリゾナ州でトレーニングを再開。プロボクシング世界王座挑戦の前哨戦として「K−1 Dynamite!!」のリングでプロボクサーと戦う意向を示している。

 対戦候補には、WBC世界ヘビー級30位ケビン・マクブライド(31)=アイルランド、36戦31勝(26KO)4敗1分け=が上がっているが、谷川氏は「ボクシングの試合をしてもしょうがない。対戦相手はK−1選手で譲るつもりはない」と、リミットの今週いっぱいまで交渉を続ける考えを示した。

単なるボクシングマッチなら、落ち目のタイソンに大金を払う価値なし。しかし、有力対戦者のサップが、このタイミングで試合を組まれるということは、タイソンvsサップは流れたと言うことなのかもしれない。いくら雑魚を用意してきても負ける可能性はあるし、タイソン戦を前にしてはリスクが大きすぎる。
候補者のサップ・バンナ・曙のうち、日本のテレビ的に一番有力なのがサップ、次が曙。曙については、谷川Pが「アメリカでは異種格闘技戦的なものが受けない」と否定的な発言をしていたので、可能性は低い。あとはバンナだが、日米共にちょっとインパクトが弱い気がする。フランスでは話題になるだろうが。
結局ボクシングマッチで、試合後にリングでタイソンとサップが睨み合い、なんていう程度では終わって欲しくないが、タイソンとK-1の力関係を見ると、タイソンをコントロールするのは難しそうだ。