格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★PRIDE29勝敗予想

<第1試合>
横井宏考(日本/チーム・アライアンス)
マリオ・スペーヒー(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム

二人ともKOする打撃を持っておらず、お互いを極められるほどの極めの強さもない。となると試合は長期戦が予測され、そうするとスタミナで勝る若い横井が有利。2,3Rくらいにグラウンドで上を取った横井のパンチによるカットでドクターストップorタオル投入か、マリオが粘って判定まで持ちこたえるか、どちらかだと思う。

<第2試合>
トム・エリクソン(米国/フリー)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル/チーム・クロコップ)

エリクソンも空気を読むようになってきたし、1,2R押さえ込んでも、最終ラウンドに攻め込まれただけで判定負けにされそうなので、エリクソンの勝ちはないだろう。押さえ込みで勝つならスタミナがないと。

<第3試合>
金原弘光(日本/フリー)
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

金原が打撃戦を避けて引き込む展開になったら一方的になる。一か八か打ち合いに挑む以外、金原に勝機はないだろう。仮に打ち勝てても、金原は立ちレスが弱すぎるのでスタンドを維持できないかもしれないが・・・。

<第4試合>
高橋義生(日本/パンクラス
イゴール・ボブチャンチン(ロシア/フリー)

高橋が打撃戦を狙っている時点で試合の決着が見えた。謙吾を上回る壮絶なノックアウト(される)シーンを見せて下さい。高橋が打ち勝って勝つという可能性もあるとは思うが、高橋はそういう運を持っていない選手なので期待はしない。

<第5試合>
中村和裕(日本/吉田道場)
ステファン・レコクロアチアゴールデン・グローリー

中村が1R早々にテイクダウンを奪って、そのまま立たせず腕十字葬。1Rを乗り越えたらレコにもチャンスあり。

<第6試合>
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)
チェ・ム・ベ(韓国/チーム・タックル)

ハリトーノフのKO勝ち。つまらない予想だが。そんなに面白くなる組み合わせじゃないと思うが・・・。

<第7試合>
田村潔司(日本/U-FILE CAMP.com)
アリエフ・マックモドアゼルバイジャン/フリー)

榊原社長「今年は田村の年に」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20050218-00000102-spnavi-spo.html
自分には田村がミドル級GPに出ると思えないのだが、榊原社長には目算があるだろうか。仮に出るとしても、「桜庭とは決勝でやりたい」とか言いそう(つまりやる気がない)だが。さすがに今回桜庭vs田村を煽って実現しなかったら、もうこのカードへの期待感は無くなって、あとはどちらかの引退試合くらいでしか実現しないだろう。ただ、田村は自身が出場した前回のU-Styleが不入りに終わり、「興行のあり方を考えていかないと難しい」と語って、今年はまだU-Styleの興行予定がないので、格闘技に本格的に専念するという可能性もあるようには見える。
今回の試合は田村が勝つに決まってるし、どうでもいい。
追記・本日のSRSで田村がPRIDEに向けてコメントするとのこと。もしGPに出る気があるなら、それに向けた発言がありそう。

<第8試合>
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー

いいカードだとは思うが、GP前だし無駄に組んだ感じがしてしまうのがもったいない。ホジェリオは極めがないし、立ちレスも兄同様強くはないので、打撃勝負で上回るアリスターが勝つと思う。しかしホジェリオもKOされる前に打撃を避けて引き込んでくると思うので、判定で。

<第9試合>
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(米国/チーム・オオヤマ)
ムリーロ・ニンジャ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

ジャクソンの「仮想シウバを倒す」がテーマで、まあそんな感じの試合になりそう。多分実際の試合はこの日の中で一番盛り上がる内容になりそうなのだが、試合前に期待するものがないので盛り上がってこない。やはりもったいない。
ニンジャもここで勝てるようなら化けそうなのだが。

<第10試合>
ミルコ・クロコップクロアチア/チーム・クロコップ)
マーク・コールマン(米国/ハンマーハウス)

ミルコはこのタイプへの対処はもう完璧ではないかな。コールマンが勝つにはやはり押さえ込み判定狙いか。今回に限ってコールマンのスタミナが切れないというビックリが起きそうな予感もあるが、やはりガス欠になるコールマンにミルコのハイキックが炸裂してKOだろう。