格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★7/6HERO'S全カード発表

スーパーファイト(全て5分3R)
山本“KID”徳郁 vs. イアン・シャファー(オーストラリア)
ボブ・サップ(アメリカ) vs. アラン・カラエフ(ロシア)
レイ・セフォーニュージーランド) vs. キム・ミンス(韓国)
ピーター・アーツ(オランダ) vs. 若翔洋
秋山成勲 vs. カール・トゥーミィー(オーストラリア)
ホドリゴ・グレイシー(ブラジル) vs. 國奥麒樹真
菊地昭修斗ミドル級世界王者) vs. 井上克也パンクラスウェルター暫定王者

◆ミドル級(70kg)トーナメント(全て5分2R+延長1R)
村浜武洋 vs. レミギウス・モリカビュチスリトアニア
高谷裕之 vs. ヤニ・ラックス(スウェーデン
宮田和幸 vs. アースラン・マゴメドフ(ロシア)
吉田幸治 vs. ホイラー・グレイシー(ブラジル)
所 英男 vs. アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ(ブラジル)

2週間を切った時点で全カード発表。タイミング的にはギリギリか。注目のミドル級トーナメントは、宇野・元気・KIDがシード枠となる異常事態に。テレビの都合上延期するわけにもいかず、宇野・元気抜きでやるわけにもいかないがゆえの苦肉の策か。実績から言えば、この3人がシードとなるのは特に異論はないが、トーナメントに水を差す形になったことは確か。
今回発表されたカードでは、村浜vsレミーガはかなり面白くなりそう。高谷vsラックスは高谷に勝ってほしいが、ラックスも川尻には一方的に負けたとはいえ一階級上の欧州王者だし、ハンセンにも勝っているので侮れない。トーナメントは外国人のビッグネームがやや不足か。
ワンマッチ、最大の驚きは菊地vs井上克也。しかし、個人的にはちょっと時期尚早だと思う。井上はまだまだ穴が多い。何より、このカードが誰からもこの階級での「日本人最強決定戦」であると認められるくらい、両者が実績を積むまで溜めて欲しかった気がする。けれど、凄い試合になるだろうから、純粋にカードとして楽しみだ。でも、これで8/20修斗文体での菊地vsマッハはほぼ消えたか・・・日程的にまだ100%消えたわけではないだろうけど。
やっと発表になったホドリゴvs國奥は、とにかく國奥に頑張ってもらいたい・・・そして次戦で菊地vs井上の勝者と。
秋山vsトゥーミィーは、秋山がどれだけ総合の技術を身につけた測るにはちょうどいいレベルのカード。しかし負けたらHERO'Sでも脇役扱いにされるだろうし、秋山としては崖っぷちか。
アーツvs若翔洋って・・・総合デビューと言っても相手が若翔洋では・・・こういうカードを見ると、若翔洋が勝ったらすげー笑えそうとか意地悪なことを考えたくなる。
セフォーとサップの参戦には驚いたけど、二人とも今年はK-1GPを第一目標に考えているだろうし、あくまで腰掛けというイメージが強く、次につながる要素がない。セフォーvsミンス異種格闘技風味でそれなりに面白そうだけど・・・。Dynamite的なカード。
トーナメントが実質次回から開始という感じで、焦点がかなりぼやけてしまった。よっぽどもの凄い試合ばかりにならない限りは苦しいのではないか。単体のカードとしてはかなり楽しみなものもあるのだが。