昨日、対戦相手が決まらないままフライングで記者会見を行った所だが、その対戦相手が早くも（むしろようやく？）決定。
昨日公開練習を行った所英男（リバーサルジム）の対戦相手は、昨年の『一撃』で総合ルールに挑戦し、KO勝利を収めている空手家の池田祥規（極真会館）に決定。
その他、ジェロム・レ・バンナ（Le Banner X tream Team）×ジミー・アンブリッツ（アメリカ）、ヒース・ヒーリング（ゴールデン・グローリー）×ゲーリー・グッドリッジ（フリー）の2カードが決定した。
池田祥規については、くまページさんに詳しい紹介が載っています。
http://kumapage.exblog.jp/2303379/
プロでの総合経験は１戦１勝。ただ、相手も極真の選手（総合経験があるとの触れ込みだったが）であり、これが“他流試合”デビュー戦。咬ませ犬と見られてもしょうがない。所は2006年はZST・HERO'S全戦出場を宣言していたが、昨日の記者会見で撤回。準備期間・交渉期間が短くなる分、こういう微妙な相手しか組めなくなるし、試合数は絞って正解だろう。
バンナは元KOTCヘビー級王者・アンブリッツと。アンブリッツは2003年5月にジョシュに敗れるまで無敗だった選手。その後は一時新日でプロレスラーをやっていて、去年は総合に復帰したものの２戦２敗と下り坂。だが、バンナにとっては初めて総合のキャリアが１０戦以上の相手となるので油断出来ない。下手したら大晦日のアーツvs大山のように、K-1のスターを無駄に負けさせる結果になるかも。しかしバンナは本格的にK-1から総合に活動の場を移すのだろうか。左腕がよっぽど悪いということなのか・・・。あるいは今年行われるらしいヘビー級GPの目玉として用意されているのかもしれない。
ヒーリングvsGGはPRIDEファンに笑われそうなマッチメークだが、会場と視聴者は確実にあっためてくれるだろう。
これで１０試合。まだ追加カードがあるかもしれないが、前座レベルやオープニングファイトだろう。１試合くらいトップ選手同士の対戦が見たかった。
