格闘技徒然草

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★桜庭、無差別級GP参戦?

桜庭が意欲!ミルコと「もう一丁!」
 PRIDE無差別級GP開幕戦(5月5日)参戦が有力な桜庭和志(36)が3月31日、開催地の大阪市内で、2002年に敗れたミルコ・クロコップ(31)=クロアチア=との4年ぶりのリベンジ戦に前向きな姿勢を示した。桜庭は過去最高体重で打倒ヘビー級を宣言。00年の前回GPの4強を上回る頂点を見据えた。
 「ミルコですか?『もう一丁!』でもいいですよ」。報道陣の質問をノラリクラリと笑顔でかわしていた桜庭が、宿敵の名を振られると、師匠・高田延彦が01年に残した名フレーズ「もう一丁!」で再戦を訴えた。

以前も書いたが、マスコミに出る桜庭の発言は意図をねじ曲げられていることが多い。
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20060208#1139401143
マスコミに言ってもいないことを勝手に書かれるのは桜庭に限ったことではないが、桜庭の場合、特に韜晦した発言が多いので、記事になりにくく、結果記者があることないことを書き加えてしまう。桜庭自身は「やりたくないですよ」と言っているのに、記事では「そう言って誤魔化した桜庭だが、心の中は燃えていた」とか、ここまで来たら小説だろっていう記事もある。
今回も、桜庭の無差別級出場の発表ではなく、桜庭はケンドー・コバヤシのPRIDE大使就任会見に同席しただけ。そこで無理矢理桜庭を煽る記者に対し「報道陣の質問をノラリクラリと笑顔でかわしていた」だけなのに、勝手に「無差別出場」と書かれただけかもしれない。会見の全容がどこにも出ていないからわからないが、他紙で同じ会見を扱った記事を見ても、桜庭の無差別GPへのコメントが載っていないものもあるからだ。
スポニチhttp://www.sponichi.co.jp/battle/news/2006/04/01/05.html
日刊→http://www.nikkansports.com/battle/p-bt-tp0-20060401-13775.html
実際の所、桜庭本人は「いい試合」がしたいと思っているだろうから、パワーで動きが潰されてしまうヘビー級での試合は望んでいないだろう。だが、GPがヒョードル欠場とかで盛り下がるなら、本人が出たくなくてもDSEから出場を促されるという可能性も高いので、桜庭のGP出場に関してはデマとも言い切れないだろうが。