三崎はいつも通り、全くパンチが届かない距離で打撃のフェイントを入れ続ける。対するダンヘンは距離を詰めてパンチ連打。にらみ合いから、足を滑らせた三崎に蹴りを入れるダンヘンだが、三崎がそれをキャッチするとバランスを崩し、三崎がバックを取るとグラウンドへ。三崎がパスしてサイドに。ボディに膝を入れていく。三崎がニーインザベリーを取った瞬間に脱出するダンヘン。パンチの撃ち合い。ダンヘン、やや大振りか。残り３分、ダンヘンのワンツーが三崎の顔面を捕らえダウン。追い打ちをかけるダンヘンだが、もつれて三崎が足関の体勢に。これは抜けたが上になる三崎。ダンヘンのガード。インサイドからも細かいパンチを入れるだけの三崎。ダンヘンはややスタミナが切れてきたか。1R終了。
2R。相変わらず当たらない間合いでパンチを打ってるだけの三崎。ダンヘンはパンチをヒットさせるが、決定打にはならない。目にパンチが入ったか、気にしている三崎。両者手が出ない。ダンヘン、やっぱり大振り。そのままタイムアップ。
判定3-0でダンヘン。
なんか実況陣は「1Rは完全に三崎」というようなことを言っていたけど、1Rの三崎はサイドからボディに膝を入れたのと、終盤にインサイドからこつこつパンチを入れた以外、なんの攻めもなかったと思うが。対してダンヘンはパンチで有効打を入れていたし、ダウンも奪った。三崎はスタンドでも打撃が当たらない距離でパンチやキックのフェイントをしているだけで、ほとんど攻めていない。2Rもダンヘンがスタミナ切れを起こしているのにそれは変わらず。攻めてる振りだけで、全然攻めないといういつもの三崎の試合だった。
ダンヘンはスタミナが切れるのが早く、パンチも大振りすぎたが、三崎が攻めてこないのに助けられた感じ。
