前半は一本勝ちもあり、いい試合が多かった。しかし後半は切ない展開に。体重を落としベストウェイトになったはずの大介が久松に完敗。しかしカット以外は決定的なダメージもなかったし、テイクダウンされても決定的なパウンド・極めもなかったので、パンクラス判定でドロー・会場ええ〜ってなるかと思った。それが意外にも30-27と大差をつけるジャッジも。近藤同様、ベストウェイトでの負けはつらい・・・。久松も大して良かったわけではないのだが。
セミの金原。パンチでぐらつかせ、テイクダウンしてパス→極めに行ったあたりでは、こりゃ一方的かと思われたが、逆にパンチでダウンを奪われ形勢逆転された。３回目のダウンはストップが妥当だったと思う。しかしレフェリーに助けられて、後半泥臭くはいつくばってのタックルでテイクダウンを奪ったときは、そこから逆転の極めもあるかと思ったが・・・。これも切なかった。敗れた金原は「もうやめようかなって気持ちもある」と切ないコメント。もう一度、ベストウェイトに戻して再起してほしい。
ここまではいつものパンクラス・・・という感じだったが、メインの盛り上がりで有耶無耶に。杉浦ファン・ノアファンも結構いたらしく（声援も大きかった）、そういうファンにとってはメインも切ない結果だったが、特に思い入れがない身としては純粋に盛り上がって良かったなと。でも良く考えたら良かったのかどうか、複雑だが。
