格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★K-1 WORLD GP ラスベガス大会・地上波感想

ホンマンの扱いの大きさが納得出来ない。謙吾がベガストーナメントの目玉的扱いされてる・・・。

ステファン・“ブリッツ”・レコvsルスラン・カラエフ

カラエフ、2度ダウンを奪い圧勝かと思われたが、ローを効かされ、終盤にアゴを打ち抜かれあわや逆転負けの危機。しかし逃げ切って判定勝ち。
レコはもう壊れちゃったのかな、と思ったが、最後で挽回した。カラエフは最後のダウンでちょっと評価を下げたか。

チェ・ホンマンvsプレデター

ホンマンはヒールで売った方がいいんじゃないのだろうか。韓国ではともかく、日本で人気が出るとは思えない。
素人同士の技術がないどつき合い。プレデターはガード空きすぎ。ホンマンの方がちゃんとキックをやってはいるけど、やっぱりまだビギナーの域は出ていない。後半プレデターが追い上げたが、何回か取られたダウンが響いてホンマン判定勝ち。
面白いっちゃー面白い。マッチメークの妙か。総合におけるメガトンファイトと同じく、一興行に一回くらいの箸休めならいいが、またこれがメインディッシュになるのはどうかと思う。これで実況が「すごい試合」だの「最高の試合」だのと言ってはいけないだろう。モンスター路線復活の兆しか。

謙吾vsグッドリッジ

すごい。謙吾が猛プッシュされてる。こんなに何もないのに大きい扱いをされ続ける選手も他にいないだろう。スター性みたいなものは確かにあるが。
GGの豪腕でKO負け。いや素晴らしいやられっぷり。さすが謙吾。
GGvs謙吾以外の一回戦はダイジェストか・・・。

グッドリッジvsスコット・ライティ

GGが2回ダウンを奪い、TKO勝ち。2回ともライティがバランスを崩しただけに見えたが。グッドリッジは完全に勢いだけ。しかしその勢いが半端じゃない。
カーター・ウィリアムスとディファウストはダイジェスト。2度ダウンを奪ったウィリアムスだが後半ディファウストに追い上げられ、なんとか逃げ切り判定勝ち。今日はこういう試合が多いな。しかしウィリアムス棄権によりディファウストが決勝へ。

グッドリッジvsディファウスト

GGがまた序盤勢いでダウンを奪うがディファウスト逆襲。GGは3試合目でスタミナ切れもあるか?守りに入ってしまう。2Rも微妙なダウンを奪うGG。攻め込まれてはいるが、このまま判定で逃げ切るか・・・と思ったら、3Rにディファウストのパンチで失神KO。大逆転。
倒し倒されで面白かったが、レベルはかなり低かった。ディファウストもGPで勝ち上がるのは無理だろう。

セーム・シュルトvs武蔵

シュルトの前戦の負けは無かったことにされてるのか。ちょっと複雑・・・。シュルト、若干胴回りが緩い気がする。
シュルトはとにかくクリンチをしないように気を遣っている。しかし、それ以外はまだ新ルールに適応し切れてない。膝もあまり出せないし。武蔵は逆にクリンチしまくりで、2Rに減点1。3Rもクリンチしまくってるが減点されない。ゴングと同時にガッツポーズする武蔵・・・。シュルトに抱きつけたことがよっぽど嬉しかったのか?
シュルトは相手が武蔵で良かったなという感じ。やはり今のままでは連覇は難しいだろう。武蔵は何がやりたかったのか良くわからない。あれでガッツポーズって・・・。
番組構成上の都合だろうけど、この試合がメインで放送されて、盛り下がったまま終わってしまった。GGvsディファウストがメインの方が良かった。