5月大会後に組織を一変させたらしいMARS。慧舟會勢の出場はなく、関係がなくなったのだろうか。
結果
http://www.boutreview.com/data/reports05/060721mars.html
ミドル級（83kg）世界トーナメント日本代表選考トーナメントは、決勝で瓜田を破った三原が優勝。しかし、出場者のレベルが低すぎた。事前には
大会直前ですが、実はまだ後の二名枠が確定していません。
何故か？ あるビッグイベントへ出場が決まりつつある、若手のトップ選手に必死にラブコールを贈っているからです。引っ張り出しには失敗するかもしれません。でもチャレンジします。必死に。そしてもう一人、メジャーシーンでいくつかのチャンスを逃した、それなりに名前のある有名選手を一名。彼にも再生の機会としてこの舞台に上がってくれるよう、日夜口説いています。
と必死のプレスリリースがあったが、結局出場したのはプロ未デビューの２人で、それぞれ瓜田・三原に一本負けしている。優勝した三原にしても、パンクラス戦績１戦１分け。両国大会の世界トーナメントは、“ショコラート”ナシメントら海外の強豪が出場するが、日本での知名度はゼロに近い（他の出場選手について詳しくはくまページさんへ→http://kumapage.exblog.jp/3962910/）。もともと両国なんて絶対埋まらないと思っていたが、カードを見ると埋める気すらないんじゃないかと思えてくる。
トーナメントが発表された時、同じK-1仲間のプロモーションから選手を集めたらそこそこ面白くなるんじゃないかと書いた（http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20060622#1150972184）が、その気配はなし。いろんな事情が裏であるんだろうけど、「K-1ファイティングネットワーク」の周辺プロモーションって、全然足並みが揃っていない。その中の一つ、旧メガトンのSAMURAI SWORDの記者会見で、三浦がHERO'Sライトヘビー級トーナメントについて批判している。
http://www.boutreview.com/data/news05/060720samurai-sword.html
柔道正力杯16位の実績もある三浦広光（写真右）はHERO'Sの「ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント」にエントリーされなかったことに不満。「桜庭（和志）さんしか強い日本人がいない」と言い切り、同じ柔道出身の先輩・秋山成勲と大山峻護に対しても「柔道の実績だけで出ている」「（秋山は）本当に強い選手とやっていないから実力がわからない」と容赦がない。
秋山についてはその通りだけど、「だから自分を出せ」というのは無理があるだろう。まあ金よりはましだろうが。
ライトヘビー級トーナメントから漏れた岡見、三浦、さらにはKINGSのSUDA、HERO'S＆MARSで勝利している竹内と、この辺をMARSじゃなくてもどこかが主導で集めてHERO'S予選的な試合をすればいいのに。実際D.O.Gで竹内に勝った岡見はHERO'Sでスルーされたし。各自がそれぞれのイベントで無名選手とやっている状態で、非常にもったいない。
