http://gbring.com/sokuho/news/2006_08/0824_pride.htm
榊原代表によればタイソンとは「PRIDEで試合をすることに向けたファイト契約をしました」とのこと。また榊原代表は契約の詳細は週明けに発表するとしたものの、10月のPRIDEラスベガス大会の前には、現地アメリカでタイソンが同席する記者会見を開くことも明らかにするなど、いよいよタイソンのPRIDE参戦が現実味を帯びてきた。
「ファイト契約」という言い回しが聞き慣れなくて微妙。以前K-1にたかっていた時は、契約は結んでいたものの、ボクシングルールであることにこだわっていたタイソン（それは日本ではほとんど無視されていたが）。そして結局選んだリングはボクシングだった。しかし今のタイソンは、すでにボクシングで復帰することを諦めており、その分PRIDEで戦う可能性は高くなっている。しかし、やはりやるとしたらボクシングでというのは変わらないだろう。それ以外できないし、やるはずもない。榊原社長は「純粋なボクシングの試合ではなくPRIDEボクシングルールのようなもの」で戦うプランを考えているようだが、それはPRIDEに必要なのか？すでに引退したボクサーにボクシングもどきをさせるなんて、世界的な知名度があるとはいえ、いや知名度がありすぎるからこそなおさら問題だ。これでは世間の扱いでは、本来の総合の試合がかすんでしまう。
しかし、本気でタイソンに試合をさせる気があるかどうかはわからないが。今の段階では、単なるスーパーバイザーではなく参戦を匂わせた方が記事の扱いは大きくなるからやっているだけかもしれない。
まあ、たとえタイソンにとっては小遣い稼ぎのおままごとでも、PRIDEの宣伝として的はずれでも、本当にタイソンをリングに上げてガチの試合（エキシビジョンでなく）をさせられるなら、相当な仕事ではあると思うが。
