格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvsジョシュ・バーネット

パンチの打ち合い。ノゲイラがやや押している。じりじりとプレッシャーをかけるノゲイラ。ジョシュは時折組みに行くが、差し合いは互角でテイクダウン出来ない。そうした展開が続く中、組んだ状態から膝を入れていたジョシュが、ノゲイラの離れ際に右フックをヒット。ダウンするノゲイラ。インサイドに入ってパンチを落とすジョシュ。ノゲイラは下から蹴りはがすが、またガードに。片足を抜いてパスを狙うジョシュだが、ノゲイラはジョシュの左足に組み付くと立ち上がる。そして左足を掬ってテイクダウン。ノゲイラはすぐパスガード。ジョシュはハーフに戻し、立ち上がることに成功。すぐついていくノゲイラだが、ジョシュはフロントチョーク。かなり入っていたが、抜く。
組み合って再びテイクダウンしたノゲイラ。パスガードするが、ジョシュは下からアキレス。抜いて上になるノゲイラ。パスしマウント。パンチを落とす。残り1分。ノゲイラは十字に。それをクリアしたジョシュが上から顔面に鉄槌を落としていったところでゴング。
意外にもノゲイラが簡単には下にならない。グラウンドでは上になるとノゲイラ優勢だが、ジョシュもよく凌いでかなり白熱した勝負になっている。
片足を掴んでテイクダウンを狙うノゲイラだが、ジョシュはこらえて上に。下になったノゲイラだが、スクートから足を引っ張って倒し、上に。上になったノゲイラはパスしてマウント。しかしジョシュがブリッジしてポジション逆転。上からパンチを押していくが、ガードからジョシュのバックに回る。が、また前に落としてジョシュが上。ジョシュはハーフから膝十字狙いに行くが、ノゲイラも腕を入れてディフェンス。しかしジョシュは体勢をかえると、腕を巻き込んだまま膝十字。かなり入っていたと思ったが、ゴング。
あと1R見たかった。この内容でジャッジは難しすぎる。
判定2-1でジョシュ。
どちらの勝ちになってもおかしくない内容。もともとPRIDEのジャッジには明確な基準はないし、あれくらい僅差だったらどっちが勝っても不満に思う人が出てくるだろう。それでもマストだから決着をつけなければいけないのはしょうがない。いずれにしても素晴らしい試合だった。この試合だけでジョシュ>ノゲイラという格付けをするのはあまりにも気の毒なので、できるだけ早く3Rで再戦してほしい。
ジョシュもかなりスタミナを消費したし、決勝ではミルコ有利か。