http://gbring.com/sokuho/news/2007_01/0102_pride.htm
まず一発目は、現地時間の2月24日(土)米国・ラスベガスで開催する『PRIDE.33』。ここでは王者ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)が保持するミドル級タイトルマッチを予定。挑戦者にはヒカルド・アローナ、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、ダン・ヘンダーソンの3人が最終候補に残っており、「この中から1週間以内に決めていきたい」とした。
会見でも「階級の価値を磨いていきたい」と語っているのに、なぜウェルター級王者のダンヘン?昨年10月ベガスでのビクトー戦以外、ミドルでの試合はほとんどしていないのに。「アメリカだから」ということなのか?それならダンヘンのウェルター級タイトルの防衛戦にして、シウバのタイトルマッチは日本でやればいいのに。もしかしたら、ベガスでのヒョードルvsコールマンのように、PRIDE王者に元UFC王者で知名度があるアメリカ人を潰させて実力をアピールする作戦なのかもしれない。いずれにしても、ここでホジェリオかアローナが挑戦者になれなかったらBTTサイドは納得出来ないだろう。
昨年大みそか「男祭り」で吉田秀彦を撃破したジェームス・トンプソンの活躍に触れながら、榊原代表は「スーパーヘビー級でもずいぶんといい選手がそろってきた。世界中のそういったモンスター級の選手を集めて、モンスターGPといったものを開催していきたいですね」と明言。体重125キロを下限に、上限はノーリミットの階級とし、「早ければ2月、遅くとも4月にはブチ上げていきたい」とのことだ。
また、榊原代表は「曙選手のようなレベルではなく、十分なスキルを持った選手を集めます」と、決してイロモノではない真の“モンスターGP”開催を自信の表情で語った。
「十分なスキルを持った選手」というのは、レスリングモンスターとか、ルングとか、バートンとか、ズールとかね。125kgないけど、藤田もこっちに入れたらいいんじゃないだろうか。あと美濃輪も。1興行に1試合くらいの息抜きマッチなら歓迎。GPまではやらなくていいけど。
今年から武士道シリーズはいったん休止することになり、それに伴って武士道ルールも休止。ナンバーシリーズにおいてはライト級、ウェルター級も1R10分・2R5分・3R5分で統一することになる。
これも歓迎。もともと、なんで武士道だけ2Rなのかわからなかったし(強いて言えば試合数を詰め込むためか)。