格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

スマックガール観戦記

メイン目当てに行きました。生観戦ははじめて。予備知識がない試合がほとんどです。
第1試合 村浪vs海老原
村浪の打撃に全く対応できない海老原。通常の総合ルールならすぐ終わっていたところだが、無抵抗になるとダウン宣告で試合が止まるのでなんとか続行。下からヒールなどで反撃するも終始村浪が圧倒。
第2試合 V一vs富松
同階級なのに体格差が随分ある。というかVが小さいみたい。フライ級の選手よりちっちゃかった。打撃でややVがリードしていて、ドローありならドローだけどマストならまあVかな(この日はそういう試合が多かった)という内容だったが、なぜか富松に一票。
第3試合 中井りんvs馬車
バシャでか。和田さんとならんでも見劣りしないくらい(言い過ぎ)。計量でも2kg体重オーバーとか。契約体重だけど実質無差別級戦みたい。中井はパンクラス伊藤あすかの鼻を折って勝った選手ということは知ってた。
でかいバシャだったが中井は豪快に投げ飛ばすとサイドから十字でこの日唯一のタップアウト勝利。バシャのレベルがよくわからなかったが、すっきり決着で良かった。
第4試合 吉田vs石岡
ほぼ差がない内容だったが、2Rに石岡が十字で腕を伸ばしたのが決め手になり判定勝ち。空手着を着せた子供とパータッチ入場は秋山へのオマージュ?
第5試合 藤野vs関
階級違い対決ということで、体格差ありあり。リーチの差を活かした打撃と、身長差を活かしたフロントチョークでポイントを稼いだ藤野が勝利。
第6試合 Edgevsハム・ソヒ
ソヒはDEEPで総合ほとんど素人の状態で王者(当時)の渡辺久江に勝ってしまった選手で良く覚えている。Edgeは未見だが強い選手らしい。
試合はソヒが強いパンチをヒットさせ、Edgeのダウン誤魔化し気味のタックルにもしっかり反応して完勝。久江戦でもデビュー戦とは思えないくらいの適応力を見せたソヒだが、この日は総合対策がしっかりできているように見えた。メイン以外では一番面白かった。
第7試合 高橋洋子vsHIROKO
高橋洋子はベテラン選手なのでL-1に出た頃から何度か見ている。相手のHIROKOは初見。ベテラン選手vsデビュー1年の同門対決だったが、HIROKOがパンチで何度かぐらつかせ勝利。ちょっと切ない結末。
第8試合 赤野仁美vs端貴代
赤野はBodogでやった試合は見ている。端は初見。若干端有利の打撃戦で判定勝ち。
第9試合 辻結花vsアンナ・ミッシェル・タバレス
DEEPでの対戦はPPVで見た。ただその時は肩にテーピングをしていたので、万全の状態ならそんなことにはならないのでは、と思っていたが、序盤からアンナが圧倒。ポジショニングはもちろん、パンチもかなり強い。これは不味いか・・・と思っていたところでジャンピングフック炸裂。アンナは効いてないとアピールしていたが、その後にパンチで一方的に打ち込まれ、スタンディングダウン時にふらふらしていたためストップ。
劇的な結末。時間的に余韻に浸る暇がなかったのが残念。
会場の雰囲気が暖かかった。きつい野次も飛ばないし。最安チケットが3000円だったので、これくらいだと「ちょっと見たいかな」という程度でも見に行ける。総合だと後楽園の一番安い席でも4000円から高いところだと6000円くらい取るので、これだと二の足を踏んでしまう。やっぱりホールは気軽に見に行けるくらいの値段設定がいい。
寝技30秒だと、通常のパスしてから攻めるという手順を踏んでいる暇が無いので、いきなり足関のムーブや、時間までボディ殴っとけという試合が多かった。この辺はグラウンド時間制限なしの方が好み。
セレモニーが多い上に試合数が多く、中盤は急造カードでテーマの見えない試合もあってややジリジリしたが、最後がハッピーエンドで終わったので報われた。