格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★DEEP34SAMURAI観戦

SACHIvs永易加代

イベント開始前に行われている、女子フライ級王座決定トーナメント一回戦第1試合。時間的にまだ空席が多い。郷野はSACHIの髪が視界を遮っている、試合に向けての環境作りが出来ていないと指摘。スタンドでSACHIのジャブがヒットする。永易がテイクダウンするが、パス出来ず、パウンドもないルールなので膠着。SACHIが下から見事な腕十字。

しなしさとこvs浜田福子

しなしがバックをとられ、チョークを狙われるが、上を取り返して関節を狙っていく。パウンドがないので攻め手に欠けるか。浜田は何とかしのいでいる状態。残り1分でチョークが入りかけたが、抜けて立ち上がる浜田。
タックルに入り膝をつくと、パウンドなしルールのため顔面への攻撃がすべて禁止になってしまう。ちょっと問題があるような。テイクダウンして腕狙いから足関に切り替えるしなし。立ち上がろうとする浜田を再びテイクダウン。立つ浜田。しかし打撃でも勝ってるわけではない。しなしもテイクダウンに苦労するようになっている。残り1分でテイクダウン。腕十字狙い。が、抜けてタイムアップ。
判定でしなし。内容では圧倒したが、一本で勝ちたかったところだろう。浜田が守りに専念しすぎたため、それを崩すのは難しかった。実力差がありすぎるから、あそこまで守りに入っちゃうのも仕方ないかな。

ミドル級トーナメント組み合わせ

  • 石川 第2試合
  • 福田 第1試合
  • RYO  第3試合
  • 中西 第2試合
  • 白井 第4試合
  • 松井 第3試合
  • 大類 第4試合
  • 桜井 第1試合

一回戦でいきなり桜井vs福田!福田が避けられまくって8番目だった隆多がババを引くことに。

井上誠午vsBarboro44

井上はフューチャーキングT優勝の実績をひっさげて本戦出場。パンチで打ち勝ち、さらにパウンドを入れるバルバロ。足関を狙う井上だが、バルバロは肩固め狙いからマウントへ。立とうとする井上のバックを奪う。チョーク狙い。井上が反転し上に。パンチを落とす。立たれたが飛びつき十字狙い。思い切りがいい。
2R。打撃ではバルバロが上のはずだが、けっこうパンチが当たっている井上。激しい打撃戦。打たれながらも前に出ていく井上。互角以上に打ち合ってる。バルバロがテイクダウン。しかし攻め手無くブレイク。井上のハイがヒット。ゴング。
1Rはバルバロかもしれないが、2Rは井上に入れてもいいかも。判定1-0でドロー(1はバルバロ)。妥当。井上はまだ若いのに、いきなりDEEPライト級トップクラスのバルバロとやってドロー。まだまだ攻め手が単調な部分はあるが、今後にかなり期待出来そう。

滑川康仁vsカルロス・トヨタ

滑川がテイクダウン。しかしブレイク。カルロスがパンチを打っていくが、滑川テイクダウン。そしてアキレス。が、パンチを打たれる。やばいかと思われたが、絞め続けてタップアウト。
松井に勝っているカルロスに一本勝ち。滑川もミドル級GPに出たら良かったのに。なんで体格的に無理のあるヘビー級で試合が組まれてるんだろう。DEEP所属選手なのに。

SACHIvsしなしさとこ

両者警戒して見合い状態が続く。しなしがタックルに行くが、SACHIは切ってバックに。反転するしなし。パスしようとするが離れてスタンドへ。組み付くしなし、引き込むSACHIだがしなしが十字。これは抜けている。しかしもう一度取りにいって極める。SACHIタップ。
やっぱりこの階級じゃしなし一人が抜けているか。

桜井隆多vs福田力

郷野によれば福田は89.5kgに戻っているとのこと。1日で6kg増えてる。
牽制からパンチを当てた隆多だが、福田がテイクダウン。パウンドを落とす。コーナーでパスしてサイド。こつこつパンチを入れていくが、ガードに戻される。ゴング。
隆多が両差しからテイクダウンを狙うが福田の腰が重い。密着したまま打撃の打ち合い。福田優勢。ボディに膝が入ってしゃがみこむ隆多。がぶりからパンチを入れる福田。バックを取るが、隆多はキムラへ。力ずくで持っていく。抜けて十字に移行。惜しかったが、これも抜けた。隆多のガード。こつこつパウンドを落とす福田。威力はない。ブレイク。組み付いた隆多だが福田はボディへの膝で引きはがす。ゴング。
判定は全ラウンド通して判断するとのこと。ここまではほぼ五分だが、一本に近いという意味では隆多が上か?
福田が首相撲から膝。隆多はアッパーで返す。福田が両差し。だがブレイク。打撃戦からテイクダウンを狙う隆多だが福田が潰して上に。こつこつ。パスからマウント。マウントからこつこつ。隆多は亀から立とうとする。しかし反則のグラウンド顔面膝。DEEPでは両足の裏以外がついている場合はグラウンドになる。福田にイエローカード。判定にどの程度影響するのか?福田は勝ちが間近だったのに、自分でチャンスを潰してしまった。隆多がパンチラッシュで勝負をかけるが、福田は首相撲から膝。ボディが効いてる。が、ここで不可抗力のバッティングを隆多がもらいまた中断。福田がタックルに行ったところでゴング。
試合内容では福田だが、イエローはどう見られるのか。
判定3-0で福田。隆多のチャンスは2Rのアームロックと十字だけだった。それ以外は福田が押していた。これで完全な優勝候補に。

中西裕一vs石川英司

パンクラスでやってたんだ。忘れてた。しかし石川は復帰後4連敗中。
石川がテイクダウン。蹴り離して立つ中西。また組み付いていく石川だが、ロープにもたれて堪える中西。差し合い。ブレイク。ロープ際で足にタックルに行く石川だが、中西がキムラ。極めかけたが、腕がリング外に出てしまっている。ブレイク。スタンドの打ち合いでゴング。石川は右目下が腫れている。
石川が組み付くがコーナーでブレイク。中西はパンチを入れる。テイクダウンを狙う石川。中西が支え釣り込み足でこの試合初めてテイクダウン。パンチを入れていく。中西はマウントからバックへ。チョーク狙い。しかし石川が反転。しがみついたり蹴り離したりでパウンドを防ぐ中西。石川は左目下をカット。ブレイク。コーナーでまたアームロックを狙うがブレイク。
3R。ここまで中西がリード。石川が上を取るが、強いパウンドが打てず最後まで中西がしのいだ。
判定2-1で中西。え?石川にポイント?ダメージでも極めでも明らかに中西だったのに。テイクダウンして上になった場面は多かったが、有効打はなかった。優先順位がダメージなのだから石川に入れることはないと思うが。トータルで見たらそれほど差はなかったけど。

松井大二郎vsRYO

DEEP戦績はトータルで3戦3敗の松井。プロレスラー対決か。
松井の引き込み。初めて見た。松井が下からアームロック。初めて見た。一回抜けたがまた狙う。パウンドを落とすRYO。松井は下から狙い続ける。RYOのパウンドは力任せというか、派手な割にはダメージがない。郷野はパウンドを打たせている松井に問題がある、キャリアがある選手にしてはお粗末なディフェンスと酷評。ベテランなのに新しいものにチャレンジしているので頑張って欲しいとフォローしていたが。
投げを自爆してマウントを取られる松井。反転するがまだバックにつかれている。ブレイク。松井の右がRYOのアゴを捕らえ、ダメージを与える。そのまま上になった松井がパンチラッシュ。しかし弱いパンチばかりでRYOにしのがれる。
RYOがタックルを切ってサッカーボールキック、パウンド。パンチの打ち合い。RYOが組み付いてテイクダウン。パスしてサイド。松井が亀になるとサッカーボールキック。またテイクダウン。ハーフからマウントへ。松井は亀から反転し上を取り返す。松井は足関に行くが殴っていくRYO。サッカーボールキック空振り。ゴング。
難しい。2-1で松井。2Rのニアダウンを評価したのか。全体で見たらRYOだったが、あのダウンはかなり効いていたので、これはどっちになってもおかしくない試合だった。

白井祐矢vs大類宗次朗

だんだん盛り下がってきた。抽選で決まった試合順だから仕方ないか。この試合はサンビスト対決。
大類が意外に打撃で渡り合っている。という以外、それほど見所がない試合・・・。ちょっとダレた。3R、野口レフェリーが「これが最終ラウンドです。積極的に行きましょう」と角田的アピール。3R攻め込んだ白井が3-0判定勝ち。
ミドル級トーナメントはすべて判定。判定でも桜井vs福田は良かったが、どんどん試合内容が厳しくなってきた。試合順が逆ならまた違う印象だったかもしれないが・・・。反則中断も多くて集中力がそがれた。まあ福田vs桜井が面白かったので良しとしよう。
福田vs桜井が事実上の決勝だった。あとは中西が止められるかどうかだが。