格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★本日、MAX韓国予選

カードはこちら。
http://www.k-1.co.jp/event/080224card.html
韓国予選に出る日本人はどうしても実績で一枚落ちる。日本予選と日程が近く、そこからこぼれた選手しか出られないから仕方がないのか。鈴木はボクサー転向組の中でもっとも若く、ブランクも無しでK-1に来た選手だが、いまだにMAXでは勝てていない。日本予選で活躍した前田のように、そろそろはじけて欲しいが。
注目はシリモンコル・シンワッサ。元ボクシング世界王者で、日本でも辰吉と対戦して敗れたことで知られる。意外なことにまだ30歳。10年前、辰吉に負けた時は20歳だった。勝った辰吉もまだ現役続行を考えていて、逆に渡タイして練習していたりするのも何かの因縁か。チェ・ヨンスと日本で対戦したこともある。
「ボクシング世界王者?キックじゃ通用しないだろ」と疑う向きもあるかと思うが、シリモンコルの場合、ボクシングの前にムエタイをやっていたのでそこらのボクサーとは適正が違う。去年MAXでデビューし、現在2連勝中。その上、ボクシングの試合も平行して続けている。ボクシングでは2度の世界王者陥落以外負けがない。現在もWBCで世界ランキング9位(スーパーライト級)。また世界王者に返り咲く可能性もある。昨年12月にはパンアジアボクシング協会スーパーライト級王者決定戦に出場、勝利してタイトルを獲得している。しかし逆にK-1でどの程度やっていくつもりがあるのか不安になるが・・・。
唯一のウィークポイントは、ベストウェイトが65kgでやや体格的なハンデがあることか。