宇野に女性の声援が。けっこうカオル子が来ているらしい。
見合ったまま１分間。石田が左ロー。宇野も返す。石田のローが急所に入り、タイムストップ。再開。宇野のアッパーがヒット。さらに右フックがヒットする。一瞬効いた石田だが、組み付いて凌ぐ。タックルに。石田は鼻血。ドクターチェック。再開。石田がタックルに行くが宇野が受け止める。クリンチアッパー。石田も返す。四つで膝やパンチの入れ合い。石田の鼻血は止まらない。ブレイク。パンチの打ち合い。石田がパンチで突っ込んでいく。５分。
タックルを受け止めてコーナーに押し込む宇野。そこでパンチの打ち合い。やや石田のパンチが入る。また組み付く宇野。ブレイク。パンチの打ち合い。石田がタックルに行き、テイクダウン。宇野のガード。片足超えた石田だが、宇野はガードから起きあがってアームロック。そのカウンターで十字に行く石田だが、読んでいた宇野は抜いて立ち上がる。２分。石田がパンチからテイクダウン。ハーフ。残り１分でサイドに着く石田。マウントへ。チョークを狙うが、宇野は反転して上に。ゴング。
ほぼ互角の攻防。パンチは若干宇野か。後半石田がタックルを取れるようになってきている。
ローをキャッチしてタックルに行き、バックにつく石田だが、宇野はそこから転がってマウント。石田が俯せになるとバックに着く。チョーク。石田タップ。
最期は一瞬でバックにつき、ついた瞬間もうチョークに入っていた。石田は号泣しながらリングを後にする。この試合にかけていた両者だが、宇野が上回った。予想外の一本決着だが、あのまま続いても宇野だったかもしれない。
マイク。「HERO'S代表の宇野薫です」石田に感謝の言葉を述べる宇野。
GP勝者３選手がリングに。川尻が宇野に対戦要求するが、宇野は「今はまだ試合が終わったばかりで考えられないんで」という答え。
