格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★戦極第三陣カード発表

http://www.sengoku-official.com/pc/fight_card.php

吉田秀彦(吉田道場)
モーリス・スミス(米国)

三崎和雄(GRABAKA)
ローガン・クラーク(米国)

藤田和之藤田事務所
トラビス・ビュー(米国)

チェ・ム・ベ(韓国)
マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ(ブラジル/グレイシーフュージョン

吉田の相手はモースミ・・・。去年IFLで7年ぶりに総合復帰し、2連勝を飾っているが、相手もマルコ・ファスやリック・ルーファスといったロートル吉田ももうそっちに入ってしまうというならいいが、そうでないのなら、露骨なプロテクトにしか見えない。勝っても盛り上がらないだろうし、咬ませ犬としても成立していない。これならまだ、総合素人でも一発の怖さがあるグラハムの方が良い。
藤田と対戦するトラビスは完全な中堅ファイター。そして、かなりの確率で藤田は負けるだろう。意味がわからないカード。藤田が余裕で勝てるとでも思っているのだろうか。ビューが勝ったとしても人気が出ることはないだろう。いいのか?
ペジパーノとムベはいいだろう。勝者を次の強豪と当てていけばいい。
緊急参戦の三崎の相手はUFC1勝、WEC2勝1敗の有望株・クラーク。この当たりの北米でこれから名を挙げそうな選手を連れて来られるところは戦極の良さである。ただ、日本のイベントでの集客には全く貢献しないが。先を見据えた起用なのだとしたら評価したい。
ヘビー級の試合が多いところも戦極のアドバンテージである(それも、そこそこの強豪を連れてきている)。ただ3回目のイベントになっても、まだ戦極らしさが見えてこない。カードがどれも単発で、どれも唐突に組まれたように見える。勝って名を挙げた選手と有名選手を対戦させたりすればいいのに。三崎が対戦要求をしたサンチアゴはケガで出場できないそうなので残念だが。
これで5カード。残りは3試合か4試合だという。ライト級2試合に93kg級1試合。ライト級はホドリゴ・ダムvsXとラドウィックvsX、ファビオ・シウバは93kg級?第二陣に出た選手が一人交渉中だそうなので、光岡か北岡がダムorラドウィックとやるということではないだろうか。どちらも一筋縄ではいかない相手で、短い準備期間では厳しいが。それにくわえてフェザーかバンタムか83kg級の試合も組むことを検討中らしい。菊田の試合はあるのか?