横田のセコンドは三崎と菊田。
組み付いて投げていくボーヤンだが、横田は腰が重く投げさせない。ボーヤンの首投げを堪えバックにつく横田。しかし立ち上がる。両者柔道ベースで腰が重い。下げ気味のガードでフェイントを入れながら前に出ていく横田。ボーヤンは組み付くが、無理な首投げを潰され横田が上に。ハーフ。ボーヤンはしがみついてディフェンス。細かいパンチを入れる横田。ゴング。
ボーヤンは組みで勝負したいがテイクダウン出来ない。横田は余裕がある試合ぶり。
ボーヤンの打撃は見切っている横田。ミドルを入れて組み付いたボーヤンだが、露骨にロープを掴んだため注意を受ける。投げからバックについたボーヤンだが、横田が体勢を入れ替えて上に。ボーヤンのガード。ボーヤンは息が荒い。その口をふさぐ横田。高阪は「自分がやられた時は手を舐めて対抗した」というエピソードを明かす。下からホールディングするボーヤン。ブレイク。ボーヤンにイエローカード。イエローはファイトマネー10%カットとのこと。スタンドで再開。横田が組み付いて倒したが、ボーヤンが反転して初めて上に。パンチを落としていくがゴング。
ボーヤンがまたロープを掴み2枚目のイエロー。横田のローが急所に入り、大げさに痛がるボーヤン。郷野は修斗時代にラリパパ相手に嘘金的アピールでKO勝ちを逃したというエピソードを。金的に対するエピソードが豊富な郷野。インターバルが取られる。もし戦闘不能ならルールではどうなるのか？実況陣も知らないらしい。横田にイエローカードが提示され再開。
投げを潰してバックについた横田だが、際で凌いで上を取り返すボーヤン。しかしまた反転して横田が上に。マウント。亀になって前に落として立ち上がるボーヤン。ボディ・ジャブを入れていく横田。首投げを仕掛けるが堪えるボーヤン。また露骨なロープ掴み。ボーヤンが引き込んで横田が上。パンチを落とす中でゴング。
全く危なげなかった横田だが、判定に。
判定3-0で横田。完勝ではあるが、ボーヤンがひたすらしがみついて凌ぐだけだったこともあるにせよ、トーナメント参戦選手の中で明らかにワンランク劣るボーヤン相手に判定というのはいただけない。
マイクで「怪我で練習出来なかった」と言う横田。本人も「言い訳ですけど」と言っていたが。郷野はダメ出し。「それとなくマイクに言い訳を盛り込むテクニックを教えないと」だって。
