格闘技徒然草

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★國安広報が秋山の対戦アピールに言及

http://www.kamipro.com/news/?id=1222421980

まず、会見でDREAM以外のリングでも吉田秀彦戦を実現させたいと言った秋山発言について質問が飛ぶと、國保広報は「まず、吉田選手には試合をしたいというオファーが多数あり、その中で誰とやるかという問題があります」と吉田側の事情を示した上で、「そして秋山選手は昨年の大晦日ノーコンテストにはなったものの、(三崎和雄に)負けに等しい試合をしています。仮にいま秋山選手とやるのであれば、三崎(和雄)選手が先なのかなと思います」と、“やるならまず三崎から”の姿勢を示した。

さらに、「体重の問題、どこで闘うのかという開催場所の問題もあります。秋山選手が先日ベルトを獲った(ゲガール・)ムサシ選手と闘って勝って来るとか、いくつかの問題をクリアして挑戦するんであれば、おそらく吉田選手はやるんではないかと思います」と、吉田戦実現にはそれなりの手順が必要であるとした。

戦極(あるいは吉田)としては秋山戦はNOらしい。秋山は戦極に参戦してもいいという姿勢を示しているが、秋山参戦の話題性より吉田プロテクトが優先か。去年、「やれんのか」で吉田vs秋山が噂されたときも、J-ROCKは速攻で拒否の姿勢を見せていた(その時はvs瀧本ならいいと言っていた)。
しかし、「吉田と戦う前にこの選手と戦え」という条件を出すのは当然だが、そのチョイスがいまいちよろしくない。こういう時は、実現すれば自分は美味しいけど相手は美味しくないというような選手の名前を挙げるべきで、vs三崎というのは秋山にとってはリベンジになるので悪いカードではない(最近の秋山はもう三崎には興味がないようだが)。それに三崎は全然やりたいと思わないだろう。次に、ゲガール・ムサシというのは戦極に全く無関係で、さっぱり美味しくない。ここは「中村かジョルジ・サンチアゴ」と言っておくのが上策だと思う。
でもモーリス・スミスは吉田とやる資格があるようなので、秋山はまずモーリス・スミスとやったらいいのでは。

ホジャーの代役がようやく発表

試合2日前。チーム・クエストで練習するキング・モーに決定。レスリングエリートだが総合はこれがデビュー戦。「代役」「レスリングエリート」「総合デビュー戦」といえば、DREAMミドル級GPでフランク・トリッグの代役としてジャカレイと対戦したイアン・マーフィーを思い出す。マーフィーも「クートゥアの再来」という触れ込みだったが、ジャカレイ相手に何も出来ず。モーも、國安広報は「戦極旗揚げ戦から注目していた」と言っているが、本当に注目していた選手なら、こんな突然のオファーじゃなくて万全の状態で試合させてやれよと思う。しかも、モーはミドル級の選手なのにヘビー級マッチというのも厳しい(しかし、「ミドル級GPへのオファーもしたのですが、北京オリンピックを目指すということでアメリカの予選に参加していました」というけど、結局ミドル級GPと同じ大会に出るわけだし、北京の選考会は6月だったんだから、オファーを断る理由にはなってないなど、ツッコミどころが多い)。
また、ホジャー問題については、診断書は送られてきたものの、CTの結果や日本での検査などでまだ揉めているらしく、契約解除も検討しているとのこと。戦極ヘビー級はジョシュとホジャーがトップだと思っているので、このまま離脱するようなことになったら残念だ。秋山とバーターでDynamite!!に貸し出して、vsヒョードル戦が見たかった。