格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★五味隆典vsセルゲイ・ゴリアエフ

なかなかのスピードのパンチを放つセルゲイ。膝も見せる。身長差がけっこうある。低い五味は入っていってボディフック。2分経過。ゴリアエフのジャブが伸びてくる。ゴリアエフのフックに合わせて組み付いた五味がテイクダウン。ゴリアエフはガードで腕を抱える。蹴り離すゴリアエフ。入っていこうとする五味だが、ゴリアエフは激しく蹴り上げて接近を防ぐ。五味が踏みつけ。そのまま上になりキムラ。極めに行かずマウントへ。パウンドを落とすが時間がない。残り10秒で十字。クラッチは切れずにゴング。
打撃はかなり鋭いゴリアエフだが、グラウンドはザル。郷野は打撃勝負では五味がかなり分が悪いと分析。
1分ほどスタンドで向かい合っていたが、五味はミドルをキャッチしてテイクダウン。スクートになるが、ゴリアエフの蹴り上げが激しくて攻め込めない。立ち上がるゴリアエフ。ゴリアエフの左フックをもらい、完全に効いた五味。左膝をつく。立ち上がるがふらついている。追い打ちをかけるゴリアエフ。ふらつきながら距離を取る五味。なんとか凌いだ。しかしまだダメージがありそう。ゴリアエフのパンチが入り、客席から悲鳴が起きる。五味はカウンター狙いに切り替えてなんとかラウンド終了まで凌ごうとする。ゴリアエフはチャンスだったが攻めてこない。ゴング。
五味大ピンチ。川村は、五味がダウンした時に足を負傷したのではないかと指摘。しかし足は大丈夫そう。
スタンドで回っていた五味だが、タックルでテイクダウン成功。しかしゴリアエフはまた蹴り離す。五味が踏みつけ。足を超えてマウント。パウンド乱打。しかし立たれる。スタンドへ。残り2分。前に出ていく五味。オーバーハンドのフックは大振りすぎるか。パンチが交錯する。五味のオーバーハンドの右がヒット。前に出ていく五味。ゴリアエフのパンチをもらいながらも攻めていく。激しいパンチの打ち合い。ゴング。
戦極のジャッジは各ラウンド10点減点法で判定し、スコアがドローの場合はマストでどちらかを勝者にするというもの。10-9、8-10、10-9でドロー、勝者五味か?(昔はそうだったが、今はトータルで判定する方式らしい。詳細は不明)。
判定割れた2-1でゴリアエフ。自称ヒョードルより強い男がまさかの大金星。ダメージで言えばゴリアエフ勝利は妥当だが、ホームタウンデジジョンで五味の勝ちになるかと思った。五味勝利でもそれほど酷い判定ではなかったが・・・。
ゴリアエフ、スタンドはかなりシャープだが、グラウンドはさっぱりだった。蹴り離して立ち上がるのは巧かったが、北岡とやったらテイクダウンされてすぐ極められて負けそう。相性が良かったのかもしれないが、まさかの大番狂わせ。