■「Ｄｙｎａｍｉｔｅ!!〜勇気のチカラ２００８〜」
＜ミドル級＞
田村潔司（Ｕ−ＦＩＬＥ ＣＡＭＰ）
桜庭和志（ＬＡＵＧＨＴＥＲ７）
＜ライト級＞
ヨアキム・ハンセン（ノルウェー／フロントライン・アカデミー）
Ｊ.Ｚ.カルバン（ブラジル／アメリカントップチーム）
イベントのサブタイトルがダサ過ぎ。
第１弾発表はやはりメイン級のカードだった。おそらく桜庭vs田村がメインだろう。そうなれば桜庭は３年連続Dynamite!!のメインを張ることになる。
このカードが最初にPRIDEで検討されたときには、日本人トップクラス同士の対戦と見られていた。しかし、田村は金に負け、桜庭はマヌーフに惨敗。賞味期限ギリギリになってしまったが、ようやく実現した。桜庭は素手・時間無制限ルールを要求。かつて、田村がリングスでエースを張っていた頃、雑誌のインタビューかなんかで田村に格下扱いされた桜庭が「田村さんなら素手で殴れる。田村さんはボコボコの血まみれになるでしょう」と珍しく怒って言っていたことがある。桜庭はいつも会見では冗談めかした発言をしているので、この要求もどこまで本気かは分からないが。
会見を見ても桜庭が久しぶりにやりたい試合ができるといった感じで嬉しそうなのが印象的。かつては日本人とはやりたくない発言をしていた桜庭がなぜ田村戦にそこまでこだわったのか良くわからない。そして田村がなぜそこまで頑なに対戦を拒否してきたのかも。試合を見ればそれがわかるのだろうか。
ハンセンvsJZは修斗での再戦。修斗ではハンセンが判定2-0で勝っている。JZはDREAMでは２戦１敗１ノーコンテストと勝ちがないが、実績的には王者に挑戦する資格は十分ある。しかしノンタイトル戦。タイトルマッチで良かったのでは。PRIDEみたいに防衛戦を年１回ペースにしないで欲しいのだが。
