格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★戦極一夜明け会見&雑感

サンチアゴの相手に、菊田が名乗り
ミドル級に挑戦者としてふさわしい選手がもういないのは確か。トップランカーはあらかた完敗しているし、三崎の再戦をするにしても間をあける必要がある。サンチアゴを倒せそうな選手がいない。強いて言えばキング・モーだが、これも時期尚早だろう。戦極2戦2勝の菊田が一番挑戦に近い位置にいる。
http://gbring.com/sokuho/news/2009_01/0105_sengoku_02.htm
この記事の見出しでは菊田が自ら名乗り出たようになっているが・・・。

WVR國保尊弘代表からは吉田秀彦(吉田道場)との一戦を制したGRABAKAの総帥・菊田早苗に期待を寄せるコメント。「昨日の吉田選手との闘いは、背負うものの大きさ、意地と意地のぶつかり合い、男同士の闘いだったと思います。菊田選手とは全く相談してないのですが、サンチアゴ選手を追いかけるようなストーリーを作って頂きたいなと思います」

 國保代表のコメントを受けて菊田は「チャンスがあればやってみたいですね」と盟友・佐々木有生、三崎のリベンジを固く誓う。

自分からではなく、國保広報からの指名だった(あれ、GBRも國保代表って書いてるな)。「チャンスがあればやってみたいですね」って典型的な社交辞令だと思うが・・・。
本人は試合後のインタビューで日本人対決を希望。
http://www.sengoku-official.com/pc/topics/2009/01/05_516.html

Q:2009年の目標は?
A:今日は93kgで出ましたけど、本来は83kgの階級なので、魅力のある日本人対決はいいですね、やっぱり。

この階級の日本人は中村しかいない(近藤・竹内は惨敗しているし、魅力あるとは言えなかろう)。中村vs菊田で挑戦者決定戦がベストでは。ただ、菊田にvsサンチアゴ戦の意欲が乏しいなら、このカードも難しくなるが・・・。
吉田が引退示唆
http://www.kamipro.com/fight/detail.php?fid=1225881237&id=1225881478

もしかしたら、もうやらないかもしれないし、本当に今後はどうなるかわからないです。

吉田はもうやりたい相手がいないのでは。菊田戦だって特にやりたかったわけでもないだろう。ヘビーやライトヘビーのチャンピオンシップをやっても、絡んでいけるだけの実力はないし。
怪我の状態も相当悪い模様。
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2009/01/06/01.html

吉田は昨年12月に首のヘルニアを発症。右手の握力が「小学生ぐらいしかない」(國保広報)状態での強行出場でもあった。

新しく出てきた選手に胸を貸すという役割では、まだまだ貴重な存在だが、本人がそれを良しとするかどうか。悪く言うと咬ませ犬だし。とりあえずvsキング・モー戦が見たい。
判定
http://www.kamipro.com/news/?id=1231093082

(判定に関して)ラウンド毎に10点満点の裁定で、ラウンドによっては10-10という裁定もつきます。3ラウンド合計が同じだった場合はマストシステムを採用し、どちらがより“極み”に近づいたかが『戦極』の採点となっています。わかりやすく言うと、どちらがより“一本”、“KO”に近かったかということです。

旗揚げ戦でもこういう説明だったが、基準は変わっていなかった。ただ、旗揚げ戦以降、具体的なポイントは発表されていない。
菊田vs吉田戦での、まさかの吉田に一票も、この基準で考えれば1Rイーブン、2R吉田、3R菊田でドローになる。3Rの菊田がマウントを奪いながらも、全くKOする気配が無かったことを考えると、より極みに近づいたのは吉田だから、吉田の勝ちになってもおかしくない・・・まあかなり無理があるけど。
ポイントはちゃんと発表して欲しいところ。
フェザー級GP

我々は65キロのトーナメントを開催しようと思っています。16人制のトーナメントの半分ぐらいがすでに内定しています。

まだ半分しか内定していないってこと。全員初参戦になるわけだし、選手の実力をアピールするには、1回戦は顔見せカードというのは正しいかもしれない。ホリオンの名言に「トーナメントには8匹のシャークと8匹の金魚を入れろ」というのもあったし。
ただ世間的に全く無名の試合が8試合というのはきつくないか。いくら代々木第2といっても。客寄せカードもせいぜい2,3試合しか組めないし。