全カード確定。
http://gbring.com/sokuho/news/2009_01/0113_pancrase_02.htm
パンクラスは今年から、UFC並に王者の試合をすべてタイトルマッチにするんだとか。大丈夫か？本当ならDREAMや戦極にそれをやってもらいたいのだが。ランカーの人数も揃っていないパンクラスだと、すぐに組めるカードが無くなってしまうのでは。その結果、初参戦の無名選手を無理矢理ランカーにしてタイトルマッチをやったり、逆にタイトルマッチを組めないからと言って川村がパンクラスに上がる機会がなくなったりしないか心配。
今回は１２月にライト級王者になったばかりの井上が防衛戦を行う。相手は１３だが、彼も１２月にランカーになったばかりだし、盛り上げのために挑戦者決定戦を挟んで欲しかったところ（ところで１３はバックを取られないからというのがリングネームの由来で、バックを取られたら１３の名を返上するとか言っていたような。前回マキシモにバックを取られてたけど）。DJは王者の試合はタイトルマッチにした方がチケットが売れるはずと言っていたがそうなんだろうか。たしかに１３の知り合いで、普段は会場には来ないけれど、タイトルに挑戦するなら応援に行こうという人もいるのかも。
井上は去年北岡に勝った時に、一年後ここまで差を付けられていると想像していただろうか。井上自身は階級を落としてまた王者になっているので、現状維持は出来ているのだが、北岡に一気に抜かれてしまった。今年は、北岡キラーの異名で戦極ライト級に進出するとか、あるいは「某団体の王者に３度勝った男」としてDREAMライト級でシャオリンあたりの咬ませ犬にされるとか、すでにメジャーへの道は開けている。でも本人はパンクラスでの防衛戦をメインにしていくつもりらしい。去年DREAMで、準備不足のまま階級上の挑戦者決定戦にかり出されて（おまけに体重ハンデまで背負って）惨敗した経験から慎重になっているのか。
セミはアライvs金原。アライは勝てば「パンクラス枠」で戦極フェザー級GP参戦確定か？層が薄いから十分可能性はある。J太郎vsマスーの勝者はさすがに難しいだろうけど。
アンダーカードは、デビュー戦組を除けば、去年後半に良く見た名前が並んでいる。ニセ五味こと二之宮は１２月にデビュー戦で負けたのに、また呼ばれている。今のパンクラスは、試合をしないままランキングから消えていく選手を量産するより、知名度はなくても、いい試合をしてパンクラスに出てくれる選手を中心にしているように見える。先細りになっていかないかという心配もあるが、とりあえずはこれでやっていくしか無いのだろう。
