格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★修斗後楽園大会・SAMURAIニアライブ観戦

戦極と同日に後楽園で行われていた修斗をSAMURAIのニアライブで観戦。
2大タイトルマッチは“世界2位”上田将勝フェザー級タイトルマッチで判定ながら鬼のような強さを見せた。スタンド・グラウンドと全ての局面で圧倒。何よりフィジカルの差があった。これだけのフィジカルがあれば、海外の強豪との対戦でも期待できる。多分実現することはないんだろうけど、WEC王者ミゲール・トーレスとの対戦が見てみたい。
メインはBJが勝負強さを発揮。1Rは挑戦者の正城が優勢、2RにBJが盛り返したが、それほどの差はなかったのに、3Rに入ってきっちり一本勝ち。
五味の挨拶は戦極じゃなくて修斗でやればいいのに、と思っていたが、ちゃんと修斗にも来ていた。王者中蔵とマイクで言い合い。
これはかなり刺激的な試合。中蔵は五味が休んでいる間に台頭をしてきた選手で、五味が修斗で王者になった時はまだプロデビュー前だった。しかし実は中蔵が年上。五味にとっては、年下の選手に追い抜かれるのも辛いだろうけど、後から来た年上の選手に負ける方が、リアルに追い抜かれたという感じがするかもしれない。北岡のような変則スタイルでもないため、実力を出し切った上での負けということにもなりそうだし。負けたらどうするんだろう。しれっと戦極に戻ってくることもできないだろうし。
五味がノーランカーだから当然ノンタイトル戦だが、防衛期限はいいのだろうか。中蔵は去年の5月にタイトルを獲得して1年になるが・・・。
リオン武vsルミナは逆にタイトルマッチじゃなくていいんじゃないかと思った。最近の戦績が1勝5敗のルミナが挑戦というのは明らかに不自然。日沖・門脇戦極参戦で抜けたと言っても、別に防衛期限でもないし、そもそもタイトルマッチをしなければいけない理由がない。ランカーだからってタイトルマッチにしなくていいだろう。リオンがルミナとやりたいという気持ちはわかるので、ノンタイトル戦ならしっくり来たのだが。