http://www.pancrase.co.jp/tour/2009/1017/index.html
だいたい予想通りのラインナップで、基本的には関係者で客席を埋めようというようなカード。ちょっと豪華めのカードが1試合だけでもいいから欲しかった。
メインには前回初勝利を挙げた鈴木槙吾（ALLIANCE）が大抜擢。この選手、6月の窪田戦では、序盤劣勢だったのを物凄い勢いでひっくり返してドローまで持ち込み、8月は最初から猛攻で格上の本田朝樹を圧倒。パンクラスの前座レベルになると、アマチュアの延長みたいな試合が多いが、鈴木のこの2試合は十分金が取れるレベルのものを見せてくれた。相手は前回ウェルター級王者和田に挑戦したランキング1位の岩見谷。勝てば一気にタイトルマッチ挑戦も見えてくる。ビッグチャンスを掴むことができるか。
セミでエリヤに挑むのはまだ勝ち星のない平山。これはミスマッチの感がある。
第8試合では、去年と今年のネオブラ王者対決。戦極オープニングマッチにも出場した齋藤と、高齢ネオブラ王者内山。齋藤はネオブラ後に前年のネオブラ準V・赤井にプロ初黒星を喫している。齋藤も先輩の意地を見せたいところ。
変わったところでは第7試合に初参戦同士の一戦が組まれている。U-FILEの長井憲治はDEEP41で金原に負けた選手。対する豪はElDorado所属のプロレスラーで、8月にミドル級タイトルに挑んだ佐藤豪則の双子の兄。といっても、RIKIが竹内力の双子の弟というのとは違って、本当に一卵双生児の兄とのこと。総合は、2007年のイベント「格闘王国」で、佐藤光留と対戦して時間切れドロー（判定無し）して以来となる。
後援にSAMURAIが入っているが、SAMURAIで中継されるのだろうか。
