格闘技徒然草

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★UFN19結果

http://news.livedoor.com/article/detail/4351462/
カーロス・コンディットは初参戦のジェイク・エレンバーガーと対戦。前回UFCデビュー戦でマーティン・カンプマンに敗れたため負けられないコンディットだが、序盤からエレンバーガーの猛攻を受ける。スタンドで右フックが入り、自ら亀になったところにパウンド連打され、ほとんど止められてもおかしくないくらい攻め込まれた。2R以降はガードからの攻めやスイープなどで形勢逆転。最後はバックマウントからエレンバーガーの体を伸ばしてのパウンドであと少しで一本勝ちという展開のまま試合終了。判定はスプリットだったがコンディットがUFC初勝利を飾った。
コンディットは相変わらず上を簡単に取られすぎる。2R、下からあれだけ攻めていても、上にいた時間が長いというだけで1ポイントエレンバーガーに取られてしまう判定基準では、安易に下になるのは厳しい。エレンバーガーは予想外の健闘。この階級では今時珍しいくらい簡単にスイープされたりパスされたりするところがいただけなかったが、終盤はスタミナ切れを起こさなければ勝てたかもしれない。
久々復帰のロジャー・フエルタは、グレイ・メイナードとの制裁マッチ。SherdogランキングではBJペン・ケンフロの下でUFC3番手につけているメイナードが相手だけに、地力の差を見せつけられて完敗。判定はなぜかスプリットだったが、どこでフエルタにポイントが入ったか分からない。1Rはまだ微妙だったが、2,3Rは確実に落としていたのでは。3Rにはキムラを極められ、腕が逆向きになるまで曲げられてレフェリーも止める準備をしていたが、なんとか逃れた。これで契約満了となったフエルタ。連敗なので、ZUFFAからはいい条件での再契約は望めないだろう。アグレッシブなスタイルは日本でも人気が出そうだし、DREAM・戦極に来たら面白いのでは。
ネイト・ディアスはスタンドでの構えは兄貴っぽかったが、兄貴ほどの当て勘はなく、逆にギラードのパンチをもらってダウン。やや劣勢だったが、2Rにワンツーをヒットさせると、ギラードが苦し紛れのタックル。そこをギロチンに捕らえて一本勝ち。
TUF1デビューのネイト・クォーリーは、TUF7出身のティム・クレドゥアーに1Rパンチでダウンしチョークを極められかけるが、2,3Rにダウンを取り返して逆転勝ち。ファイトオブザナイトを獲得。