戦極離脱者興行「リストラ」……じゃなかった、吉田秀彦引退興行「アストラ」の開催が正式発表。主催はジェイロックで、実質、吉田道場自主興行。
http://www.astra-official.com/
出場予定は今のところ吉田道場所属選手のみ。将来有望とはいえ、まだDEEP前座レベルの長倉の名前まであるところに台所事情の苦しさが伺える。
http://www.kamipro.com/news/?id=1265615796
國保社長は「吉田道場以外の選手も日本人、外国人で決定している選手はいますが、こちらは順次発表していきます。今回は単独興行ですが、多くのプロモーターとジムの協力を得て開催していきます」とコメントした。
現時点では「新団体旗揚げ」ではなく、あくまで単発興行の模様。確かに、吉田秀彦引退試合ならある程度の話題性はあるが、次回から吉田抜きとなったら、継続して開催するには苦しすぎる。SRC及び、ドンキにスポンサードされている修斗やパンクラスからも協力が得られるかは難しいし。
吉田の相手は「日本人と外国人選手の双方を候補として検討中」とのこと。他はともかく、この部分だけは、吉田のために最高の対戦相手を連れてきてほしい。日本ではそれまで有名格闘スポーツの引退後はプロレスに転向というのがパターンだったところに、初めて総合格闘技への転向という道を切り開いたのが吉田。吉田がいなければ、のちの瀧本・泉・石井らメダリストが総合のリングに上がってくることもなかったかもしれない。日本格闘技界に与えた影響は大きい。SRCとの協力は難しくても、DREAMとなら不可能ではないかもしれないので、相手は是非桜庭でお願いしたい。