格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★パンクラス4/29ディファ有明大会展望

カードはこちら。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2010/0429/index.html
メインはミドル級王座統一戦。暫定王者の近藤が、正規王者の後輩・金井と対戦する一戦。
今までずっと団体のエースとしてプレッシャーのかかる状況での試合を義務付けられてき近藤。復帰後は進退がかかった状況での試合となり、さらにプレッシャーがかかる状況だった。しかし今回は同門対決。久々に余計なものから開放されて、のびのびとした戦いができると思う。
正王者金井は怪我で欠場中にジムで募集していたボクシングインストラクターの求人を見て、ボクシングをやったこともないのに応募し、教えているうちにボクシング技術が飛躍的に向上。復帰後は金原・松井らしぶといベテラン相手からパンチでダウンを奪っている。近藤戦も打撃が勝敗を分けそう。
セミはフライ級前王者・砂辺の再起戦。相手は初参戦の佐藤ハヤト。修斗では結果を出せなかったが、グラップリングマッチで経験をつんだ後、今年2月にはCAGE FORCE宮川博孝に秒殺一本勝ち。年内の王座返り咲きを狙う砂辺にとってはつまづけない試合。
前座で注目は9年ぶりのパンクラス参戦となる高瀬。相手のキム・フンはキックボクシングがバックボーンで、佐藤豪則に数少ない一本勝ちを献上するなど、3回も呼ばれるほどの選手ではない。高瀬にとっては勝って当然の試合。高瀬は近藤・金井との対戦には興味がなく、ターゲットは「難攻不落」とのこと。パンクラスミドル級で難攻不落と言えば竹内出。この対戦は絶対に実現して欲しい。まあ、実現してもスタンドレスリングで上回った竹内がグラウンドではディフェンシブに押さえ込むだけで、試合後高瀬が全然攻めてこなかったと愚痴る展開になりそうだが。
他、伊藤・渡辺大介・窪田のベテラン三銃士も出場。相手はいずれもキャリアで大きく下回る相手。ベテランの意地できっちり勝つことが出来るかどうかに期待。
明日会場より速報します。