格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★和田拓也がベルト返上

http://www.pancrase.co.jp/tour/2010/0605/index.html

第5代ウェルター級王者決定戦
宇良健吾vsKEI山宮

当初4月29日(木・祝)ディファ有明大会で開催予定でした「第4代ウェルター級王者・和田拓也(SKアブソリュート)vs宇良健吾(Team ura-ken/1位)」ですが、和田選手サイドから「宇良選手との再戦はモチベーションが上がらないので辞退したい」と申し出がありました。
数度交渉を重ねましたが和田選手の意志は固く、パンクラスルール第40条 種々の事情によりタイトルマッチが行えない場合 の 1.キング・オブ・パンクラシストに責のある理由の場合 の通りベルト返上となりました。

前回引き分けているウラケン相手ではモチベーションが上がらないと。その前に対戦したのが岩見谷ということを考えたら、もうパンクラス参戦自体にモチベーションが上がらないのでは。修斗との対抗戦ではパンクラス代表として唯一の勝利を挙げたワダタクだけに残念。また、先日TUF12オーディションに参加したウラケンだが、取りあえずどんなものか受けてみただけで、パンクラスのタイトルマッチを優先するつもりだったとのこと。
ワダタクは意味のある相手や舞台での試合を望んでいる模様。そこで考えられるのが、昨日発表されたSRCウェルター級アジアトーナメントの開催。現状、SRCで日本人ウェルター級選手は郷野しかいない。ワダタクの実績なら十分出場可能だろう。ただ、どれだけの選手が集まるのか気になる。アジアと言っても、日本と韓国くらいしか選手がいないし、無理にアジア色を出すために総合素人をかき集めるようなら、もはやメジャーでやるトーナメントとは言えなくなってしまう。そんなトーナメントに郷野が出るかどうかも気になる。あまりにレベルが低いなら、郷野もモチベーションが上がらないのでは。ワダタクは以前、旧知の郷野との対戦を望んでいたけど。
ワダタクのベルト返上を受けて本来挑戦者のウラケンと、4/4にウェルター級転向したKEI山宮との間で王者決定戦が正式発表。また、井上学vs川原誠也のバンタム級タイトルマッチと、当初6月に予定されていた清水清隆vs廣瀬勲のフライ級タイトルマッチが7/4に組まれることも決定した。