格闘技徒然草

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★カーロス・コンディットvsローリー・マクドナルド

20歳マクドは現UFC最年少ファイターで10戦無敗。対するコンディットはWECの絶対王者として君臨し、かつてはトップ10にも入っていたが、UFCに来たら普通のファイターになってしまった。地元マクドは観客に大声援で迎えられる。
ミドルをキャッチして倒したマクドだが、グラウンドには入らず。すぐ立つコンディット。前に出てプレッシャーをかけるマクド。組み付いて外掛けテイクダウン。しかしコンディットもガードからの攻めは得意。ラバーガードに捕らえる。下から肘やパウンドも。マクドが離れるとまたスタンドへ。コンディットの右がヒットしてぐらつくマクドマクドもいいパンチをヒットさせる。飛び膝。組み付いて、コンディットの膝をキャプチュードしてテイクダウン。しかしガードに入ると攻めあぐねてしまう。コンディットが足関狙いから立ち上がってスタンドへ。ミドルを入れていくコンディット。テンカオ。前に出ていく気持ちはあるマクドだが、スタンドでもやや劣勢。テイクダウンは取れるのだが、そこから攻められない。ホーン。1Rはコンディット。
組んで捨て身投げを狙ったコンディットだが、失敗して下に。しかし下になっても大丈夫という自信があるからなのか。パスを狙ったマクドだがすぐ立たれる。前に出てパンチ打っていくマクド。会場からはローリーコール。シングルレッグを狙うと、コンディットがキムラにキャッチして極めに行く。察知してすぐ腕を抜いたマクドだが、初めて下に。しかしすぐリバースして上を取る。が、やっぱり攻めあぐねる。コンディットのラバー。また離れてスタンドへ。少しずつ打撃で削られていくマクド。手が出なくなってきた。コンディットがジャンピング前蹴りでマクドの顔面を蹴り上げたところでホーン。2Rもコンディット。
会場はまだこの日のメイン唯一のカナディアン・マクドに大声援を送る。その声援に押されて前に出ていくマクド。組んでシングルレッグを狙うとコンディットがキムラ狙い。すぐカウンターのキムラを狙ったマクドだが下に。この日初めて上から攻めるコンディット。パウンド・肘。マクドは目尻をカット。潜りスイープを狙うが潰される。強烈なパウンド。潜りから立ち上がってなんとか脱出。しかしパンチからテイクダウンでまたコンディットが上に。金網際で肘を落とす。マクド苦しい。パスを狙いつつ、強烈なパウンドを落としていくコンディット。マクドはディフェンスで精一杯か。残り9秒でレフェリーストップ。
破れたがマクドにコールを送る観客。コンディットの勝ち名乗りにもブーイング。
コンディット強かった。UFCでは苦戦が続いていたが、下から突き上げてくる若手に実力の違いを見せつけた。マクドも負けたが気持ちが強い選手。実力で上回る相手に対して良く攻めていた。