格闘技徒然草

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★クレイ・グイダvsハファエル・ドス・アンジョス

ライト級。グイダは「名勝負製造器、ただし負け試合限定」という、アメリカ版川尻のような選手。ただし、スウィングした試合になるのは相手がストライカーの時。柔術家のアンジョスが相手だとどうか。アンジョスはUFC参戦以来2連敗でリリースの危機にあったが、そこから3連勝。前回は初めての一本勝ち。ようやく真価を発揮しつつあるか?
ハイスピードの打撃戦。アンジョスも打撃で勝負してる。十分打ち合えている。しかし虚をついてタックル。金網にもたれて堪えたグイダは体を入れ替えて逆にテイクダウン狙い。アンジョスも金網を使って耐えている。それでもしつこく倒しに行くグイダ。押し返して離れるアンジョス。また打撃戦へ。アンジョスの左がヒット。またタックルに行くが、これは切られてすぐ離れる。残り1分。アンジョスが右アッパーからタックルでテイクダウン。この時間帯にこのテイクダウンはポイント獲得に大きい影響がある。寝かされずに立とうとするグイダに一発パンチを入れて離れる。ホーン。
1Rは最後の攻防でアンジョスか。
ラウンド開始と同時にオクタゴン中央までダッシュするグイダ。激しくステップを踏む。アンジョスがまたタックル。受け止めたグイダ。突き放した。グイダ、ちょっと大振りのパンチが目立つ。アンジョスにかわされている。3分。グイダが初めてレッグダイブでテイクダウン成功。アンジョスはガード。ハーフ。細かいパウンドのみ。下からスイープを狙うアンジョスだが、グイダはがっちり押さえている。そのままホーン。2Rはグイダ。
グイダが前に出てきた。そこからシングルレッグ。高く持ち上げてテイクダウン。ハーフから残った足を抜きにかかるグイダ。パスを狙いながらの肩パンチでアンジョス突如タップ。アゴのあたりを押さえている。なんか痛めたか?
呆気ない結末ではあるが、人気者の勝利に場内は満足。これでアメリカvsブラジル5対5対抗戦はアメリカの2勝1敗に。
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