全試合面白かった（フィッチがアウベス相手に塩漬けにしてしまうことも含めて）が、それを全て吹っ飛ばす程のメイン。4Rが終わった時点では、もう完全に政権交代を予想していた。4Rずっと上から攻められ続けて、5Rもまた序盤で上を取られてしまった時点で、普通ならもう諦めていると思う。それまでずっとその体勢から抜け出せなかったので。しかし最後まで勝負を捨てなかった。ソネンも岡見・マーコートにやった塩漬けがアンデウソン相手にも通用したということで、負けても評価は上がった試合だった。最後に体を起こしてパウンドを打ってしまったのが失敗だったが、数少ないアンデウソンを倒せる可能性がある選手として、遠からずまたチャンスが回ってくると思う。
あとは第１試合のロイ・ネルソン。敗れたが、驚異の打たれ強さを見せつけた。タイトル挑戦までは行けないレベルかもしれないが、何かの間違いでレスナー戦が組まれたりしても、もしかしたらやってくれるんじゃないかと期待ができそう。シェーン・カーウィンとの豪腕対決が見てみたい。
ベストバウトは当然メイン。今回だけじゃなく、今年１番のベストバウト。
追記：アンデウソンは試合後のインタビューで、脇腹を痛めていて医者に試合を止められていたと語った模様。
http://mmaplanet.jp/archives/1281320.html
