UFCデビューの元戦極ファイター・ヤン・ドンイは、クリス・カモージー相手にスプリット判定負け。TUF11ウィナーのコート・マッギーは3R肩固めで勝利。UFC本戦デビューを飾る。
判定が続いて、期待のジェイク・シールズもSFでのミドル級時代以上に苦戦しての判定決着に。重苦しい雰囲気はメインで一気に解消された。これぞヘビー級というような豪快な試合。そしてヴェラスケスの圧倒的な強さ。無敗でUFCの頂点についた。あのレスナーをレスリングでコントロールして見せた。これからのヘビー級がますます楽しみに。負けたレスナーのカムバックも見たい。
シールズは得意のテイクダウンでなんとか勝ちをもぎ取ったが、それでもかなり切られていた。テイクダウンとポジションは取れても、そこから立たれてしまった。スタンドの打撃もウィークポイント。GSPと対戦する前に、層の厚いウェルター級を勝ち抜くのがまず大変だろう。
ベストバウトはメイン。ファイト・オブ・ザ・ナイトはディエゴvsパウロ・チアゴになりそうだが。
