格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC124・予想と展望

UFC124・カナダ大会のカードはこちら。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2010/2010121102/index.html
地元の英雄・GSPとコスチェックのTUFコーチ対決・ウェルター級タイトルマッチがメイン。3年前、GSPがタイトルを取る前に対戦し、その時はGSPが判定勝ちしている。エリートレスラーでレスリングには自身を持っていたコスチェックを、GSPが塩漬けにして判定勝ち。コスは一番の武器のレスリングで優位になれないようでは厳しい。それ以外の部分でもGSPが上回っているか。しかしコスもしぶといので5R判定になると予想。
GSPが出場することでチケットの売れ行きはいいようだが、その分他のカードは弱め。出ているメンツは悪くないが、実力差があるカードが多く、注目カードとは言いがたい。特にセミのヘビー級戦・ステファン・シュトゥルーフvsショーン・マッコークルは、今年のUFCのコ・メインマッチとしては最低という評価も。たしかに、二人とも前戦は第1・2試合に出場していたし、マッコークルは前回マーク・ハントに勝った試合がデビュー戦。ご当地ファイターでもないし、これなら他の試合をセミに持ってきたほうがいいのでは。シュトゥルーフは面白い選手ではあるけど。
セミ前のライト級戦・ジム・ミラーvsチャールズ・オリヴェイラの方がセミとして相応しい。ジム・ミラーはUFC7勝1敗で現在5連勝中。オリヴェイラは総合14戦全勝。UFCでも2連続一本勝ちで、前回はTUF8ウィナーのエフレイン・エスクデロをチョークで下している。ジム・ミラーは兄ダン・ミラーと初の兄弟同時出場。
ライト級はもう1試合。五味戦をケガで欠場したジョー・スティーブンソンが復帰。相手は武士道参戦経験もあるTUF6ウィナーのマック・ダンジグ。ダンジグは最近5戦で1勝4敗とリリースの危機。
PPV前のSpikeで流れるプレリミナリー2試合が、今大会からUFCオフィシャルサイトでの中継が復活。カードはマーク・ボセックvsダスティン・ヘイズレットと、戦極ファイターで地元カナダのジョー・ドークセンvsダン・ミラー。ヒカルド・アルメイダも出場するが、残念ながら前座中継もない第2試合に出場。
12日午前11時より速報します。