格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC124リアルタイム実況

http://modules.ufc.com/live
で前座2試合〜を無料中継中。
マーク・ボセックvsダスティン・ヘイズレット
ボセックは地元カナダ出身。ボセックはUFC8戦目、ヘイズレットはUFC10戦目と二人ともベテランだが、戦績は二人とも勝ったり負けたりの中堅選手。
ライト級で185cmと長身のヘイズレット。ボセックがテイクダウンするとガードに。足も長い。ガードになっても足が利く。ラバーガード。ボセックはハーフになって肘を落としていく。ボセック、足を抜いてマウント。マウントから三角。下になって極めに行く。ディフェンスしているヘイズレットだが、頭部に肘を入れるボセック。クビの後ろを引っ張ってがっちり絞め上げる。ヘイズレットタップ。
地元ボセックが快勝。
メインの紹介。GSPのテイクダウンディフェンスは87.5%。テイクダウン成功率は81.6%。対するコスチェックはディフェンス57.1%、成功率56.9%。数字の上でもGSP有利。
GSP印の日の丸ハチマキをした客が多い。
前座2試合目。
ジョー・ドークセンvsダン・ミラー
PPVに登場するジム・ミラーの兄ダン。兄弟同時出場はUFC108でのジョー&ダンのローゾン兄弟以来。その時ローゾン兄弟は揃って負けている。ジョー・ドークセンは戦極ミドル級GPリザーバーで、戦極では竹内・佐藤豪則に一本勝ち。ドークセンも地元カナダの選手。
オーバーハンドの右フックを打っていくドークセン。ミラーがタックルからテイクダウン。パス狙い。起きあがろうとしたドークセンにギロチン。回転して逃れたドークセンだが、まだ下になっている。バタフライガード。ダンはガードの中から肘を顔面に入れていく。ちょっと打たれるままになっているドークセン。下で色々動こうとはしているのだが、何も出来ないまま1R終了。
モントリオールの観客は静かだ。地元のドークセンが劣勢だからということもあるのかもしれないが。
また右フックを大振りで繰り出していくドークセンだが、1R同様ダブルレッグでテイクダウンされる。しかし倒された勢いで回転し上に。今度はミラーのガード。ミラーが三角を狙ってドークセンが離れたところで蹴って距離を作り立ち上がるミラー。そしてまたタックルで上に。ヒップスローで返そうとするドークセンだが、なかなか返せない。ドークセンはガードからミラーの右腕をキムラに捕らえる。腕が背中まで回ったが、抜けてしまう。まだドークセンのガード。体を起こさないままパウンドを入れていくミラー。ハーフになった。上から細かいパンチ・肘を落とし続けるミラー。ホーン。関節技のアタックがあまり評価されないことを考えると、2Rもミラーのラウンドか。
後がないドークセンだが、またミラーのタックルを切れずにテイクダウンされてしまう。スイープを狙うドークセン。ミラーはがっちり押さえ込み。下から肘を入れていくドークセン。漬け物石をどかせない。ミラーの塩漬けファイトが続く。手数で言えば、下からのドークセンのパンチや肘の方が多いのかもしれないが、どうしても上の選手の方が見栄えがいい。結局下から逃げ出せないままホーン。
判定はスプリットでミラー勝利。2Rは全員ドークセンに入れたのか。ずっと下だったのに、関節技の仕掛けを評価しない北米ジャッジにしては珍しい。そして3Rはガードから打ち合っていても手数でドークセンに入れたジャッジが1人いた模様。これはちょっとホームタウンデジジョンの気がするが。