格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ダニエル・コーミエvsジェフ・モンソン

PPVはいつもの「ユーエフスィー」の人とTKが実況・解説。
間合いを詰めてパンチで牽制するコーミエ。組み付いたモンソン。コーミエが金網に押し付ける。離れた。ハイ・前蹴りなども打っていくコーミエ。間合いを詰めての左フックがヒット。右ミドルもヒット。モンソンは後手に回っている。パンチで前に出たコーミエに組み付いたモンソンだが、コーミエが両差し。しかしグラップリングには付き合わずに突き放す。その後もコーミエが打撃で優勢。ホーン。
コーミエはむしろモンソンの寝技を警戒しているか。1Rはコーミエ。
2R。コーミエのパンチが入る。クリンチアッパー連打。バランスを崩したモンソンが倒れるが、付き合わずに立たせるコーミエ。打撃をもらったモンソンは組み付きに行くが、コーミエに引き剥がされる。モンソンが組み付くと、金網に押し付けて膝で削る。離れ際にパンチラッシュ。支釣込足で体勢を崩し膝を付かせるが、テイクダウンせずにそのまま殴るコーミエ。ホーン。
2Rもコーミエが圧倒。モンソン、為す術なし。
3R。パンチで追い込むコーミエ。スーパーマンパンチ。タックル失敗して仰向けに転がるモンソンだが、当然コーミエはスルーして立たせる。金網に押し付けると、また離れ際にラッシュ。パンチ連打に膝を付くモンソン。そのままタックルに行くが、パンチで引き剥がされる。ここで突如タックルを狙ったコーミエだが、倒さずに金網に押し付ける。ボディへ膝。支釣込足で転がす。しかし立たせる。残り1分。右ハイがヒット。しかしもうコーミエは倒しに行かない。モンソンも出られず、そのまま試合終了。
判定3-0でコーミエ勝利。
意外なほど多彩な打撃を見せたコーミエ。しかし、あくまでグラップラーの打撃で、ヴェラスケスのようにストライカー相手にパンチ勝負できるほどの威力はない。相手がストライカーならタックルに行くのかもしれないが。グラウンドの技術も見たかったが、モンソン相手に引き込みも許さなかったのはさすがオリンピックレスラーといったところか。