格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN25:「Battle on the Bayou」予想と展望

カードはこちらを参照。
http://mmaplanet.jp/archives/1577513.html
ファイトナイトということもあり、最近では一番地味なラインナップ。裏にメイウェザーJr.vsビクター・オルティスがあるので最初から捨てイベント?
その中でも注目はメインのジェイク対決。ジェイク・シールズはUFCデビュー戦でGSP相手に見せ場を作ることなく敗戦。GSPが目を負傷したこともあり、意外と打撃でわたりあえていたせいで、かえって得意のグラウンドを見せるチャンスがなかった。しかしウェルター級トップの選手であることには変わりない。
相手のジェイク・エレンバーガーは、UFCデビュー戦で今度GSPに挑戦するカーロス・コンディットにスプリット負け判定負け。しかしその後は前座レベルで4連勝中。シールズに勝てばタイトル戦線に浮上してくる。
久々にシールズの塩漬けファイト全開になると予想。
セミとセミ前にはTUF覇者がそろい踏み。TUF11(チームリデルvsチームティト)覇者のコート・マッギーはUFC2連勝中。相手は元戦極ファイターのヤン・ドンイ。ドンイはUFC1勝1敗。TUF王者としてはこのレベルには勝ちたい。
セミ前に出場するTUF12(チームGSPvsチームコスチェック)覇者のジョナサン・ブルッキンズは、TUF優勝後初の試合となるが、今回からフェザー級に転向。元々フェザー級で、WECで現王者のジョゼ・アルドと対戦してTKO負けしたこともある。体格的にはベストの階級となるが、スポーツブックのオッズでは相手のエリック・コウの評価が上。コウは唯一の敗戦が小見川を破ったチャド・メンデスではあるが、まだトップクラスの相手とはそれほど対戦していない。どちらにとっても試金石になりそうな試合。
もう一つのメインカードでは、秋山のUFCデビュー戦で互角の攻防を繰り広げたことでも知られるアラン・ベルチャーが、目の負傷による欠場から1年半ぶりの復活。もっとも、その後の秋山の戦績を見ると、ベルチャー自身の評価も下方修正が必要だし、相手のジェイソン・マクドナルドもカナダ大会のご当地ゆるキャラファイターというイメージが強いので、かなり弱めのカード。
メインカードでこんな感じなので、前座はさらに弱め。主にTUF出身ファイターが中心で、連勝中というわけでもなく、前座レベルで勝ったり負けたりの選手の掃き溜め状態。
前座の中で注目するとしたら、ちょっと前までは連勝街道を突っ走っていたエヴァン・ダナムや、4月のStrikeforceで高谷に勝ったロベルト・ペラルタ、UFCデビュー戦のヴァンダレイ門下生ホルヘ・ロペスあたりか。
Facebookの無料中継は明日朝6時半より。
http://www.facebook.com/UFC?sk=app_116056818485426
メインカードはUFC.tvで朝10時からPPV中継。
メインカードは実況します。