格闘技徒然草

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★UFC on FX3:マイク・ピアース vs. カルロス・エドゥアルド・ホシャ

ウェルター級。前座最終試合。
D-1レスラーのピアースはUFC戦績5勝3敗。負けた相手もジョン・フィッチ、ジョニヘン、コスチェックの3人のみ。ジョニヘンとコスはスプリット判定で、上位陣と互角に戦うだけの実力を持っている。対するホシャは、デビュー以来8連続一本勝ちでUFC参戦を果たし、UFCデビュー戦でも一本勝ち。しかし、UFC126ではジェイク・エレンバーガーに判定負け。その後、肘の手術のため欠場し、今回が1年4ヶ月ぶりの復帰戦となる。ブラックハウス所属。
組み付いて金網に押しこむピアース。押し付けながら膝。ホシャ引き込み。このあたりノゲイラっぽい。外巻きスパイダーで腕を固めるが離れた。スタンド。お互いハイキックを放つ。パンチで突っ込んだピアースがダブルレッグへ。しかし金網に持たれて堪えるホシャ。ピアースは押し付けながら膝・肘。残り1分。ダブルレッグでテイクダウン。ホシャは下から十字を狙う。ピアース離れてスクート。スタンド。ホーン。
ほとんど差がないが、テイクダウンの分、ピアースか。
2R。また組み付いて押し込むピアース。離れた。また組み付いてテイクダウン。しかしホシャが下から足関へ。立ち上がって逃げるピアース。スクートからまたガードに入ってパウンドを落とす。ホシャも下から腕を取ろうとするが、ピアースは遠い距離をキープして防ぐ。亀になり立ち上がったホシャ。ピアースは押し付けたままパンチ。離れたところでホーン。2Rもピアース。ホシャはグラウンドでの極めも研究されていて防がれてしまっている。上にならないと厳しい。
3R。すぐに距離を詰めて押し込むホシャ。細かい打撃を入れて削る。地味な展開にブーイング。ブレイクをかけるレフェリー。足を掬ってテイクダウンを奪うピアース。ホシャの決めを警戒して、距離をとったところからパウンドを落としていく。打つ手が無いホシャ。最後にピアースがパウンドをまとめてホーン。
30-27ホシャ、30-27☓2ピアースのスプリットでピアース勝利。
フルマークでホシャに入れたジャッジは謎すぎる。1Rは微差とはいえ、2・3Rはピアース。